女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018(東京/立川、室内ハード、プレミア)は23日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
大坂なおみは第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、日本凱旋優勝とはならなかった。試合後、コーチのサーシャ・バイン氏が会見に登場し、決勝戦を振り返った。
今年からコーチについたバイン氏は、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)と9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で大坂の優勝を導いた。
今大会もコートサイドから大坂を見守ってた。
決勝戦の直前について、バイン氏は「僕らはいつも通りのルーティンをした。ウォームアップをして、決勝の作戦を話し合った。他の試合でやっていることと一緒だから、決勝のために特別なことをしたわけではない」と明かした。
続けて、決勝戦の大坂のプレーは「いつもよりもミスが多かった気がする。プリスコバ選手に手堅いプレーをされた」と振り返った。
オンコートでコーチングをした際については「ちょっと気持ちが入り過ぎていたから、それを指摘して修正しようとした。小さなミスを修正できればプリスコバ選手にプレッシャーをかけられて、違う展開になったかもしれない」と語った。
1995年の
伊達公子以来23年ぶりの日本勢による優勝とはならなかったが、バイン氏は全米オープンから活躍する大坂を「今週のなおみの活躍は誇りに思う。あれだけ大きな大会で優勝した後、なおみは集中をキープし、この大会に臨んでいた」と評価した。
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