男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は26日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が世界ランク76位の
D・イストミン(ウズベキスタン)を6-3, 7-5のストレートで下し、3回戦進出を果たした。シード勢は1回戦免除のためマレーは2回戦からの登場。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、マレーはファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1度もブレークチャンスを与えずに第1セットを先取。第2セットでは先にブレークを許す厳しい展開になるも、第6ゲームでブレークバック、第12ゲームでこのセット2度目のブレークに成功し、1時間38分で初戦突破を決めた。
今シーズンは1月の全豪オープンで5度目の決勝進出を果たすも
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ大会初優勝を逃した。その後は国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対イギリスでシングルス2勝・ダブルス1勝をあげて、イギリスの準々決勝進出に貢献。
しかし、先日のBNPパリバ・オープンでは
F・デルボニス(アルゼンチン)に敗れ、まさかの3回戦敗退となっていた。
過去のマイアミ・オープンでは2009・2013年大会で優勝を誇るマレー。昨年は決勝でジョコビッチに敗れての準優勝だった。
3回戦では第26シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。両者は今回が9度目の対戦で、過去はマレーから6勝2敗。
上位シード勢が勝ち進むと4回戦で第16シードの
G・モンフィス(フランス)、準々決勝で第6シードの
錦織圭(日本)と対戦する組み合わせとなっている。
また、同日の2回戦では第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードの
R・ナダル(スペイン)、第13シードの
J・イズナー(アメリカ)が初戦敗退の波乱が起きた。第6シードの錦織や第12シードの
M・ラオニチ(カナダ)らは順当に3回戦進出を決めた。
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