男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、ハード)は18日、シングルス2回戦が行われ、第8シードの
B・ペール(フランス)が予選勝者の
V・ミロ(フランス)を6-3, 1-6, 6-3のフルセットの末に下して準々決勝進出。これでベスト8が出揃った。
この試合、第1セットを先取したペールは第2セットで2度のブレークを許しセットカウント1-1となる。その後、ファイナルセットではミロに与えた5度のブレークチャンスをしのぐなど勝負強さを見せたペールが1時間35分で勝利を手にした。
準々決勝では第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカは2回戦で世界ランク81位の
S・スタコフスキ(ウクライナ)にマッチポイントを2本握られながらも、それをしのいで8強入りを果たしている。
過去の対戦成績はペールから1勝6敗。ペールとワウリンカは親友で、昨年の楽天ジャパンオープンの表彰式でもハグや握手などでコミュニケーションを取るなど仲の良さが伺えた。
今大会の主なシード勢は第1シードにワウリンカ、第2シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第3シードに
R・ガスケ(フランス)、第4シードに
M・チリッチ(クロアチア)となっており、それぞれ順調にベスト8進出を決めている。
昨年の同大会では、決勝で
G・シモン(フランス)が
G・モンフィス(フランス)との同胞対決を制し、大会2度目の優勝を果たした。しかし、今大会でシモンは1回戦で世界ランク44位の
T・ガバシュビリ(ロシア)に敗れ初戦敗退。また、モンフィスは太ももの怪我のため欠場を申し入れた。


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