男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、ハード)は15日、シングルス1回戦が行われ、第8シードの
B・ペール(フランス)が
S・ボレッリ(イタリア)を6-4, 7-5のストレートで下し、4大会ぶりの初戦突破を果たした。
この試合、ペールはファーストサービスが入った38本中33本をポイントに繋げ、ボレッリに2度のブレークを与えるも、自身は4度のブレークに成功して1時間30分で勝利した。
2回戦では、
N・マウー(フランス)と
V・ミロ(フランス)の勝者と対戦する。
現在26歳のペールは、昨年左膝の怪我の影響により、一時世界ランキングを149位まで落としたが、下部大会で結果を残して徐々に調子を取り戻し、7月のスウェーデン・オープンではツアー初優勝を飾った。
日本のエース
錦織圭(日本)の天敵で、昨年は全米オープンと楽天オープンで2連勝している。
今季は開幕戦のチェンナイ・オープン準決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れるも4強入り。その後は早期敗退が相次ぎ、今回は4大会ぶりの1回戦突破を果たした。
今大会で順当に勝ち進んだ場合、準々決勝で第1シードのワウリンカと対戦する組合せ。ペールとワウリンカは親友で、昨年の楽天オープンの表彰式でもハグや握手などでコミュニケーションを取るなど仲の良さが伺えた。


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