男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は20日、シングルス準決勝が行われ、第1シード
R・フェデラー(スイス)が第8シード
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (7-3), 7-6 (7-4)のストレートで下して決勝進出を決めると同時に、3連覇と大会8度目の優勝に王手をかけた。この結果、第2シード
錦織圭(日本)が準決勝で世界ランク45位
A・セッピ(イタリア)に勝利した場合、決勝ではフェデラーと対決する。
【会場でしか買えない 全英タオル】準決勝、フェデラーは強烈なサービスを放つカルロビッチに苦戦するも、第1セットのタイブレークではコンパクトなスイングのリターンエースを決めると勢いに乗る。最後はカルロビッチのダブルフォルトにより、第1セットを先取。
第2セットも両者ブレークを許さないサービスキープが続き、タイブレークヘ。フェデラーはタイブレークでも一枚上手のプレーを披露して、ストレート勝ちをおさめた。
フェデラーは過去のゲリー・ウェバー・オープンで、2003・2004・2005・2006・2008・2013・2014年と7度タイトルを獲得しており、今回は8度目の優勝と3連覇まであと1勝とした。
今年のブリスベン国際で優勝を果たしたフェデラーは、キャリア通算1,000勝を達成。これは男子テニスの歴史の中でも
J・コナーズ(アメリカ)の1,253勝、
I・レンドル(アメリカ)の1,071勝に次ぐ3人目となる記念すべき1,000勝利目となった。
また、キャリア通算85勝、グランドスラムだけでも歴代最多17度の優勝を誇る。世界ランキングでは1位在位男子歴代最長302週を記録している。
一方、フェデラーに敗れたカルロビッチは今大会準決勝で第3シード
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に7-5, 6-7 (8-10), 6-3のフルセットで勝利すると同時に、3セットマッチの男子シングルス最多サービスエース数の新記録となる45本を叩き出していた。
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