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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は4日、女子シングルス準決勝が行われ、第23シードのS・リシキ(ドイツ)が第4シードで前年度ファイナリストのA・ラドワンスカ(ポーランド)を6-4, 2-6, 9-7のフルセットで下し、グランドスラムで初の決勝進出を決めた。
勝敗がかかる第3セット、世界ランク24位のリシキは第2ゲームで同4位のラドワンスカにブレークを許すも、第5ゲームでは最後フォアハンドのカウンターを決めてブレークバックに成功し、ゲームカウント2-3。
その後、リシキは第9ゲームでこのセット2度目のブレークに成功、ゲームカウント5-4とする。しかし、あと1ゲーム取れば勝利のサービング・フォー・ザ・マッチのゲームで、リシキは土壇場でラドワンスカにブレークバックを許してしまう。
以降、両者サービスキープを続けるも、第15ゲームでリシキが第3セットで3度目となるブレークに成功し、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。そして、最後サービスキープしたリシキは、試合に終止符を打った。
23歳のリシキは、4回戦では第1シードで前年度チャンピオンのS・ウィリアムズ(アメリカ)を破る大金星をあげると同時に、世界ランク1位セリーナの連勝記録を34でストップさせていた。
グランドスラム初優勝を狙うリシキは、決勝で第15シードのM・バルトリ(フランス)と対戦する。リシキとバルトリのどちらが優勝しても、グランドスラムで初のタイトル獲得となる。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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