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女子テニスツアーのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/カリフォルニア州インディアンウェルズ、ハード)は12日、ダブルス準々決勝が行われ、クルム伊達公子(日本)/ C・デラクア(オーストラリア)組がV・ドゥシェヴィナ(ロシア)/ A・パノワ(ロシア)組を6-2, 6-4のストレートで下し、ベスト4進出を決めた。
クルム伊達のペアであるデラクアは「私達はこれまで100パーセントの勝率なの。初めて組んだパタヤで優勝して、この大会でもベスト4。最高の気分だし、本当に良いプレーが一緒に出来ているわ。」と、語った。
また「今日は、ベストのプレーではなかったかもしれないけど、何とかストレートで勝利する事が出来た。フレッシュな気持ちを持ち続け、楽しんでプレーしているわ。コンビネーションも良いし、次にどのペアと対戦するにしても、しっかり戦略を立てて、それを実行するだけよ。」と、クルム伊達とのダブルスを楽しんでいた。
42歳のクルム伊達と、全豪オープンでペアを組んだ16歳のA・バーティ(オーストラリア)について聞かれたデラクアは「こんなに年齢が違う2人とペアを組める事はないと思う。バーティは、お手本通りのプレーをする。公子は、とてもフラットにボールを打つ。2人とも、とても良い選手。こんな2人とペアを組める事は、本当に光栄な事。それがテニスの良いところ。年齢が上の人も若い人も、どんなレベルの人だって楽しめるのがテニスよ。」と、語った。
クルム伊達は、自身の公式ブログで「準決勝進出です。今日の相手もやっぱり難しかったです。出だしは良い形でスタートが切れました。でも私の体のキレはここまでで一番悪かった。」と、体の状態が悪かった事を明かした。
また「ストロークがしっかりした相手だったし、私の体のキレはなかったし、私のファーストサーブの確率も悪かったし、いいプレーじゃなかった中で勝ち切れました。」と、勝利を喜んでいた。
「これだけ大きな大会での準決勝。まだ満足することなく、次に向けて気持ちを高めて行かなければ!」とクルム伊達は、気を引き締めていた。
クルム伊達/ デラクア組は決勝進出をかけて、第4シードのE・マカロバ(ロシア)/ E・ヴェスニナ(ロシア)組と準決勝で顔を合わせる。マカロバ/ ヴェスニナ組はこの日、H・チャン/ J・フサロバ(スロバキア)を7-6 (7-3), 4-6, [10-7]で下しての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【シングルス4回戦】
○S・エラーニ(イタリア)(6) vs. ●M・バルトリ(フランス)(9), 6-3, 6-2
○M・シャラポワ(ロシア)(2) vs. ●L・アルアバレナ=ベチノ(スペイン), 7-5, 6-0
○P・クヴィトバ(チェコ共和国)(5) vs. ●K・ザコパロバ(チェコ共和国)(19), 6-2, 6-3
●A・ラドワンスカ(ポーランド)(3) vs. ○M・キリレンコ(ロシア)(13), 1-6, 6-4, 5-7
○S・ストザー(オーストラリア)(7) vs. ●M・バーテル(ドイツ)(24), 4-6, 6-2, 6-3
○V・アザレンカ(ベラルーシ)(1) vs. ●U・ラドワンスカ(ポーランド), 6-3, 6-1
○A・ケルバー(ドイツ)(4) vs. ●G・ムグルザ(スペイン), 6-4, 7-5
○C・ウォズニアキ(デンマーク)(8) vs. ●N・ペトロワ(ロシア)(10), 7-6, 6-3
【ダブルス準々決勝】
○クルム伊達公子/C・デラクア vs. ●V・ドゥシェヴィナ/A・パノワ, 6-2, 6-4
○E・マカロバ(4)/E・ヴェスニナ(4) vs. ●H・チャン/J・フサロバ, 7-6 (7-3), 4-6, 10-7
今大会の優勝賞金は、シングルス100万ドル、ダブルス24万5000ドル。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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