- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

ロンドンオリンピック（イギリス/ロンドン、芝）は大会２日目の２９日、テニス競技の女子シングルス１回戦５試合が行われ、第３シードのＭ・シャラポワ（ロシア）がＳ・ペア（イスラエル）に6-2, 6-0のストレートで快勝、見事初戦突破を果たした。

この日シャラポワは、２２本のウィナーを決め、さらに６度あったブレークチャンスを全て獲得し６５分でペアを退けた。敗れたペアは１度ブレークしたものの、わずか２本しかウィナーを決める事が出来ず、シャラポワに圧倒される結果となった。

「彼女(ペア)は本当に良いテニスをします。危険な相手でした。」「オリンピックに合わせて調整したので、今日の試合は良い雰囲気で入る事が出来た。」とシャラポワ。

今年の全仏オープンでは、優勝したと同時に女王返り咲きを決めたシャラポワだったが、ウィンブルドン４回戦で敗退したため、現在世界ランクを３位と落としている。シャラポワは２回戦でＬ・ロブソン（英国）とＬ・サファロバ（チェコ共和国）の勝者と対戦する。

一方、世界ランク２位のＡ・ラドワンスカ（ポーランド）がＪ・ジョルジュに5-7, 7-6 (7-5), 4-6のフルセットで敗れる大波乱が起きた。

３週間前にオリンピック会場であるウィンブルドンで準優勝し、上位進出が期待されていた世界ランク２位のラドワンスカは、同２４位のジョルジュに５６本のウィナーと２０本のサービスエースを決められ、初戦敗退となった。

大金星を挙げたジョルジュは「ウィンブルドンのセンターコート、またオリンピック代表として戦うのが初めてでしたが、満足した試合が出来た。積極的なテニスを心掛け、それがうまくいきました。」とコメント。

ジョルジュは２回戦でＶ・レプシェンコ（アメリカ）とＶ・セペデ・ロイグの勝者と対戦する。

また、この日は男子同様に幾度となく雨による試合中断が続き、翌日順延となった試合が相次いだ。

試合が終了したのは以下の通り。
Ｙ・シュウェドワ（カザフスタン） ○-× Ｓ・ハレプ（ルーマニア）, 6-2, 6-0
Ａ・タチシュビリ（グルジア） ○-× Ｓ・ボグ, 6-2, 6-0
Ｔ・バボス（ハンガリー） ○-× Ｇ・ウォスコボエワ（カザフスタン）, 6-4, 6-2