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男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、賞金総額66万3750ユーロ、芝)は11日に、芝のシーズンの開幕戦として初日を迎え、シングルス1回戦6試合が行われ、第5シードのM・ラオニチ(カナダ)がP・ペッツシュナー(ドイツ)を7-5, 7-6 (7-1)のストレートで下し、芝での初戦をストレートの勝利で飾った。
世界ランク21位のラオニチは、195cmの長身から繰り出すサーブが武器で、特に芝ではその威力を遺憾無く発揮。この日もペッツシュナーの5本に対し実に19本ものサービスエースを決めるなど、第1サーブでは89%と高い確率でポイントを獲得、1時間24分で初戦突破を果たした。
「今はただ芝での経験を増やそうと思っています。」と語るラオニチは、去年のウィンブルドンの2回戦では臀部に怪我を負ってしまい、その後手術を要する結果になっていた。「去年はウィンブルドンまでは好調だったけれど、あのアクシデントに見舞われてしまいました。芝のコートは自分のプレーに合っていると感じています。自分のテニスに合っていますし、そのアドバンテージを生かしたいと思います。」
「今日の試合は自分が今どのレベルにいるかの基準になりました。去年よりかなり成長していると思います。クレーから芝へ移ってすぐに今日のようなプレーが出来た事は、とても自信に繋がりました。」とラオニッチは、芝での初戦に好感触を得ていた。
ラオニッチは準々決勝進出を懸けて、予選を勝ち上がったZ・チャンと対戦する。この日の試合でチャンはT・カンケ(ドイツ)を6-4, 7-6 (7-2)のストレートで下しての勝ち上がり。
前年度チャンピオンで第8シードのP・コールシュライバー(ドイツ)も主催者推薦で出場のD・ブラウン(ジャマイカ)との同胞対決を7-6 (7-4), 7-6 (7-4)の接戦で制して、大会2連覇へ向けて2回戦進出を決めた。
第1セットは両者1度ずつブレークを奪い合い、そのセットはタイブレークへ。そのタイブレークでは世界ランク34位のコールシュライバーが同163位のブラウンから終始リードを奪い先取。第2セットはお互いブレークポイントさえ相手に与えず、またしてもタイブレークへ。
そのタイブレークでも実力の差を見せ付けたコールシュライバーが1時間22分のストレートで勝利を物にした。コールシュライバーは2回戦で、J・ニエミネン(フィンランド)を6-4, 6-4で退けたL・クボット(ポーランド)と対戦する。
残りの試合ではC・M・ステベ(ドイツ)がC・ベルロク(アルゼンチン)を6-3, 3-6, 7-5のフルセットで、M・ヨージニ(ロシア)がR・ハース(オランダ)を6-3, 6-2のストレートで倒して、2回戦進出を決めた。
ステベは第7シードのA・セッピ(イタリア)とR・シュティエパネック(チェコ共和国)の勝者と、ヨージニは第4シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)とそれぞれ2回戦で顔を合わせる。
今大会、上位シード4選手は1回戦が免除されているため、2回戦からの登場。第1シードは先に行われた全仏オープンで史上初となる7度目の優勝を飾ったR・ナダル(スペイン)、第2シードにはR・フェデラー(スイス)、第3シードがT・ベルディフ(チェコ共和国)、第4シードにドルゴポロフと続く。
今大会の優勝賞金は11万9800ユーロ。
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