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男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、賞金総額44万2500ドル、クレー)は13日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第4シードのJ・モナコ(アルゼンチン)が第5シードのK・アンダーソン(南アフリカ)に7-6 (7-4), 7-5のストレートで勝利するなど、ベスト4が出揃った。
第1セットを接戦の末に先取したモナコは、第2セット第11ゲームでこの試合2度目となるブレークに成功して6-5とリードを奪うと、最後は自分のサービスゲームをしっかりとキープ、2時間7分で準決勝に進出sいた。
2008年には自己最高となる世界ランク14位を記録していた28歳のモナコであったが、その年の終盤に左足首を負傷すると、2010年には左手首の怪我のために3ヶ月の休養を余儀なくされていた。
今シーズンはマイアミ・マスターズでベスト4に進出するなど好調を維持しているモナコは「成績のことは考えないようにしています。自分のテニスを向上させることだけに全力を傾けています。もし試合に勝てば、ランキングもポイントもついてくるものです。」とコメントしている。
また男子ツアーでも屈指の威力を持つサーブを打ってくるアンダーソンについてモナコは「接戦になるだろうと思っていました。ビッグサーブを打ってくる相手といつ対戦するか分かりません。試合を通して集中していましたし、自分のサーブを落とさない様に頑張りました。少ないながらもあったブレークチャンスでは、ベストのプレーができました。そういった瞬間に集中できるようにトライして、それができました。」と、試合を振り返った。
今季の戦績を14勝5敗としたモナコは、準決勝でM・ラッセル(アメリカ)と対戦する。2回戦では第1シードのM・フィッシュ(アメリカ)をストレートで下す金星を挙げていたラッセルは、R・ハリソン(アメリカ)に6-1, 5-7, 6-3のフルセットで勝利、ベスト4進出を果たしている。
もう一方の準決勝では、第2シードのJ・アイズナー(アメリカ)と第3シードのF・ロペス(スペイン)が対戦する。
先週末に行われたデビスカップ準々決勝では、G・シモン(フランス)とJW・ツォンガ(フランス)から勝利を挙げていたアイズナーは、今大会のディフェンディング・チャンピオンであるR・スウィーティング(アメリカ)に7-6 (7-1), 7-6 (7-4)のストレートで勝利、ベスト4に進出した。
一方のロペスは、第6シードのC・ベルロク(アルゼンチン)と対戦したが、6-4, 2-2とリードした場面でベルロクが左ふくらはぎの怪我を理由に試合を途中棄権したため、そのまま準決勝進出となった。
今大会の優勝賞金は7万9880ドル。
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