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男子テニスツアーのデルレイビーチ国際テニス選手権(アメリカ/デルレイビーチ、賞金総額44万2500ドル、ハード)は27日、シングルス1回戦4試合が行われ、第8シードのB・トミック(オーストラリア)がT・ハース(ドイツ)に6-4, 6-3のストレートで勝利、2回戦に進出した。
今大会に出場している選手の中で最年長となる33歳のハースは、試合序盤で19歳のトミックからブレークに成功するが、世界ランク37位のトミックは試合を通して3度のブレークに成功すると、1時間11分で勝利している。
2006年のチャンピオンであるハースを下したトミックは「最初の数ゲーム、トミーは本当に良いプレーをしていましたし、こちらは少し緊張していました。緊張が解けてからは良いプレーになり、もっと強くボールを叩けました。そこから、彼のミスが増えました。」と、試合を振り返った。
地元勢同士の対戦となったR・スウィーティング(アメリカ)とD・ヤング(アメリカ)の1回戦は、昨年のベスト8であるスウィーティングが6-1, 6-1とわずか52分で快勝、2回戦進出を決めている。
昨年の今大会では準々決勝で錦織圭(日本)に敗れていたスウィーティングは「思っていたよりも早く終わりましたが、ドナルドがベストのプレーだったとは思いません。彼は少し風に苦しんでいたようですし、凡ミスも多く犯していました。」と、対戦相手のヤングについてコメントしている。
またスウィーティングは「今日のプランは堅実にプレーして、チャンスがくるまでラリーを続けることでした。なるべく多くファーストサーブを決めたかったのです。」と、試合の戦術について語っている。
このほかの試合では、D・イストミン(ウズベキスタン)がM・エブデン(オーストラリア)に6-2, 6-3で、D・セラ(イスラエル)がD・クドラに6-4, 6-3で勝利、それぞれ2回戦に進出している。
今大会の第4シードである元王者のA・ロディック(アメリカ)は、今季ここまで不本意なシーズンを過ごしており、世界ランクも30位まで転落している今の状況を打開しようとしている。
29歳のロディックは全豪オープンでは2回戦に進出したものの、ハムストリングの負傷で不戦敗、さらに2週間前のサンホセ大会では右足首を痛めており、その翌週のメンフィス大会では初戦敗退を喫している。
今季ここまで2勝3敗と、2001年のツアーデビューから最悪の成績となっているロディックは「正直に言うと、ランキングのことは気にしていない。何日か良くて、何日か悪いのではなく、安定した流れに乗りたいだけです。しばらく続けてプレーをしたいだけ。」と、今後の巻き返しについて語っている。
今大会の優勝賞金は7万5780ドル。
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