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男子テニスツアーのクラロ杯(アルゼンチン/ブエノス・アイレス、賞金総額47万5300ドル、クレー)は現地時間の16日、シングルス2回戦4試合が行なわれ、第2シードのS・ワウリンカ(スイス)がV・ハネスク(ルーマニア)に6-7 (2-7), 6-1, 7-6 (7-4)の逆転で勝利、辛くもベスト8進出を決めた。
世界ランク15位のワウリンカは、同56位のハネスクにタイブレークの末に第1セットを奪われるも、第2セットでは2度のブレークに成功しセットオールとする。
第3セットはお互いにサービスキープが続く展開となり、この試合2度目のタイブレークに突入する。タイブレークでは、序盤でミニブレークに成功したワウリンカが先手を握る展開となり、そのまま勝利。試合時間は2時間48分だった。
ハネスクとの対戦成績を3勝2敗としたワウリンカは「本当に本当にタフな試合だったから、とても満足しています。ヴィクトルは本当に強い選手だから、彼との試合が簡単になることはないよ。」と、勝利の喜びを語っている。
この日はシード勢が順当に勝ち上がっており、第4シードのA・モンタネス(スペイン)がF・フォニュイーニ(イタリア)を6-2, 4-6, 6-4で、第5シードのJ・モナコ(アルゼンチン)がE・シュワンク(アルゼンチン)を7-6 (7-5), 6-2で、そして第8シードのJ・I・チェラ(アルゼンチン)がH・ゼバロス(アルゼンチン)に7-5, 6-2で勝利、それぞれベスト8入りを決めている。
今大会の優勝賞金は8万2800ドル。
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