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男子テニスツアーの楽天ジャパンオープン(東京/有明、賞金総額110万ドル、ハード)は大会初日の4日、シングルス1回戦4試合が行われ、第6シードのF・ロペス(スペイン)が右手首の怪我から復帰したばかりのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-3, 6-0のストレートで下し、2回戦に進出した。
今年の全豪オープンを最後に約8ヶ月もの間ツアーを離脱していた2009年のUSオープン覇者であるデル=ポトロは、先週行われたタイ・オープンで復帰を果たしていたものの、1回戦でO・ロクス(ベルギー)に敗れており、この試合が復帰2試合目となっていた。
ツアー復帰後、2連敗となった元世界ランク4位のデル=ポトロは「復帰もそうだし、こんなに球足の速いコートで彼のような選手と対戦するのは難しいこと。僕には時間が必要。ベストの状態に戻すまで練習が必要だね。もし良い練習が出来れば、1ヶ月くらいで調子は取り戻せるだろう。」と、完全復帰まで時間が必要との見解を述べた。
この日の試合で11本のサービスエースを決め、デル=ポトロに3連勝となったロペスは「フアンのように長い期間もツアーを離れれば、ベストの状態になるまで時間はかかるもの。だけど、彼はすぐにでもトップレベルに戻ってくるのは間違いないだろう。ここのコートは僕のプレースタイルに合っているよ。」とコメントを残した。
デル=ポトロは加えて「彼は僕のプレーを良く知っているし、最後の3試合を連勝している。今日は良いプレーをしていて、フォアハンドでミスをしなかった。僕は良いプレーもあったり、良くないプレーもあった。」と、素直に敗戦を受け入れていた。
この他の試合では、D・ツルスノフ(ロシア)が第7シードのE・ガルビス(ラトビア)を6-3, 6-4で、D・ヒメノ=トラバー(スペイン)がE・シュワンク(アルゼンチン)を6-4, 6-4で下しているほか、R・シュティエパネック(チェコ共和国)がA・ファリャ(コロンビア)を2-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-5)の逆転で破り、2回戦進出を決めている。
また今大会に初出場となる世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は、初戦を前に会見に臨んでいた。9月にUSオープンを制し、史上7人目となる生涯グランドスラムを達成していたナダルは、先週まで出場していたタイ・オープン準決勝で敗れた後、日曜日に来日したばかり。
「明日は難しい試合になる。」とナダル。「ここはとても球足の速いサーフェスだし、(初戦で対戦する)ヒラルドはとても良い選手。彼は危険な相手となるだろう。」
またタイ・オープンでの敗戦について聞かれたナダルは「数日間でできることは限られている。もしタイでの負けっぷりを見たら、何かを変える必要があるかもしれない。あるとすれば、もっと攻撃するということだけだよ。」と、あくまでも自分のプレースタイルを貫くことを強調した。
さらにナダルは、今後のことを差し引いたとしても今シーズンを「信じられない」1年だったと述べている。
「今季は信じられないシーズンだった。1年を通して良いプレーをしている。オーストラリアでは少しだけヒザに問題があったけど、モンテカルロで勝ってから全てが変わった。本当に良いプレーが出来ているし、自信もついたよ。」と語ったナダルは、火曜日にS・ヒラルド(コロンビア)との初戦を迎える。
今大会の優勝賞金は26万1500ドル。
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