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男子テニスツアーのレッグ・メーソン・テニス・クラシック(アメリカ/ワシントン、賞金総額116万5500ドル、ハード)は3日にシングルス1回戦残り4試合と2回戦8試合を行い、第2シードのA・ロディック(アメリカ)が予選を勝ち上がったG・ゼミヤ(スロバキア)を6-4, 6-4のストレートで下すなど、上位シード勢が順当に3回戦進出を決めた。
今大会過去3度優勝を誇るロディックは、自身のサービスゲームではわずか9ポイントしかゼミヤに与えず、1度もブレークポイントさえ握らせない安定したサービスゲームを見せた。そんなロディックには、各セット1度ずつのブレークで勝利には十分だった。
「やりたいことが出来た。早い段階からラリーの主導権を握ってボールを相手コートあちこちへ散らしたんだ。色んな球種を混ぜて翻弄することができた。リターンの確立も良かったし、お手本のような試合だった。データには残らないけど、勝利に必要なこともできた。」と世界ランク9位のロディックは自分のプレーに満足していた。
今大会4度目の優勝へ向けてロディックは、ベスト8入りを懸けて予選勝者のI・クニツィン(ロシア)を6-0, 6-2で一蹴した第13シードのG・シモン(フランス)と3回戦で対戦する。今大会でロディックが優勝すると、自身30回目のツアー優勝となり、同時に20回目のハードコートでの優勝となる。
その他、第3シードのF・ベルダスコ(スペイン)がM・ベレー(ドイツ)を4-6, 7-5, 7-6 (10-8)の逆転で、第4シードのM・チリッチ(クロアチア)がD・イストミン(ウズベキスタン)を6-4, 6-2で、第5シードのJ・アイズナー(アメリカ)がT・デ=バッカー(オランダ)を7-6 (8-6), 7-6 (10-8)とストレートで下して3回戦へ駒を進めた。
アイズナーとデ=バッカーはウィンブルドンの2回戦でも対戦していた。それはアイズナーが歴史に残る最長試合に勝利した次の試合だった。その試合では、デ=バッカーがストレートで勝利していたが、この日は体調万全のアイズナーがそのリベンジを果たした形となった。
ベルダスコは第14シードのM・ロドラ(フランス)を6-4, 6-2で破った予選勝者のR・スウィーティング(アメリカ)と、チリッチはV・トロイキ(セルビア)を6-4, 6-3で倒した第15シードのM・フィッシュ(アメリカ)と、アイズナーは第12シードのJ・ベネトー(フランス)から7-5, 6-4の金星を飾ったX・マリス(ベルギー)とそれぞれ3回戦で顔をあわせる。
その他、この日の1回戦の試合結果は以下の通り。
M・キウディネッリ(スイス) ○-× B・ダブル(アルゼンチン), 7-6 (7-3), 6-2
K・フリーゲン(ベルギー) ○-× R・ガスケ(フランス), 6-3, 途中棄権
J・ティプサレビッチ(セルビア) ○-× A・クレマン(フランス), 6-4, 6-0
A・ファリャ(コロンビア) ○-× ルー・イェンスン(台湾), 7-5, 6-1
今大会の優勝賞金は26万1500ドル。
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