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国内男子テニスツアーのニッケ全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、賞金総額1020万円、ハード)は15日、ダブルス決勝が行なわれ、第2シードの岩渕聡(日本)/松井俊英(日本)組が、第3シードの岩見亮(日本)/添田豪(日本)組を2-6, 7-6 (7-3), 6-2の逆転で下し、大会3連覇を達成した。
今大会限りでの引退を表明していた岩渕は、同一ペアとしては歴代最多となる4度目のダブルス制覇となるだけでなく、通算8度目となるタイトル獲得。また、シングルスでも2度の全日本制覇を果たしている岩渕は、これで単複通じて10度目の優勝となり、歴代最多タイと記録づくしとなる有終の美を飾った。
表彰式の後には岩渕の引退セレモニーが催され、家族から花束を受け取った岩渕はコートを一周し会場のファンに別れを告げ、この日のために集まった選手達からメッセージを受け取ると、最後は胴上げで3度宙を舞い、現役生活を終えた。
一方、この日の第1試合で行われた男子シングルス決勝で、杉田祐一(日本)を破り大会連覇を達成していた添田は、単複2冠を狙っていたが後一歩のところで届かなかった。またペアとしても、3度目の決勝進出であったが3度目の準優勝となった。
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