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男子テニスツアーのタイ・オープン(タイ/バンコク、賞金総額60万8500ドル、ハード)は、28日に開幕し、シングルス1回戦2試合が行われ、第8シードのJ・アイズナー(アメリカ)が主催者推薦のK・ワチラマノウォンを6-3, 3-6, 7-6 (7-5)の接戦の末に下し、辛くも2回戦進出を果たした。
世界ランク48位のアイズナーは、同585位のワチラマノウォンに対して第1セットを順当に先取したが、第2セットは地元の声援を味方に付けたワチラマノウォンがランキングの差を感じさせないプレーを披露し奪い返した。
第3セットでは、第10ゲームでワチラマノウォンがサービング・フォー・マッチを迎えたが、アイズナーが底力を発揮。タイブレークへともつれ込み、最後はアイズナーが2時間12分の接戦を何とか物にして初戦突破を決めた。
「今日の対戦相手が伸び盛りの良い選手だって知ってはいたんだ。」21本のサービスエースを記録したアイズナーは、対戦前にワチラマノウォンの情報を得ていた。「第1セットの先取に成功したけど、その後は彼のペースになってしまった。ラッキーだった。きっと彼は、このような状況にあまり慣れていなかったのかも知れない。」と、経験の差で勝敗を分けたことを振り返った。
もう1試合ではT・ベルッチ(ブラジル)がG・ガルシア=ロペス(スペイン)を6-4, 7-6 (9-7)のストレートで倒して2回戦へ進んだ。同61位のベルッチは12回握られたブレーク・ポイントを11回もしのぐ粘り強さを見せ、同54位のガルシア=ロペスから2度のブレークを奪い、2回戦へ駒を進めた。
アイズナーはM・ズベレフ(ドイツ)とL・メイヤー(アルゼンチン)の勝者と、ベルッチは第4シードのV・トロイキ(セルビア)と2回戦を行う。
今大会は上位シード4選手は1回戦が免除となっており、2回戦からの登場。第1シードはJW・ツォンガ(フランス)、第2シードがG・シモン(フランス)、第3シードがS・クエリー(アメリカ)、第4シードがトロイキと続く。
またこの日は、予選最終ラウンドも行われ、そこまで勝ち上がった予選第6シードの添田豪(日本)だったが、同第3シードのM・チウディネッリに4-6, 6-1, 3-6で敗れ、本戦進出とは行かなかった。このほか予選には伊藤竜馬(日本)、岩見亮(日本)も出場していたが、ともに2回戦で敗れている。
今大会の優勝賞金は、10万100ドル。
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