HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのAEGON国際女子オープン(イギリス/イーストボーン、賞金総額60万ドル、芝)は16日、シングルス1回戦が行なわれ、第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)、第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)、そして第4シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)が揃って初戦で姿を消すという、波乱だらけの展開となった。
全仏オープンのチャンピオンであるクズネツォワは、A・ウズニアッキ(カナダ)に0-6, 3-6と、なす術なく初戦敗退となった。「本当につらいわ。2ヶ月もクレーでプレーをしていたから、自分の身体の一部みたいになっていたの。この芝のサーフェスでは、全てが反対ね。3日間では対応しきれなかった。」と、芝コートへの調整不足を認めた。
第3シードのヤンコビッチは、元世界ランク5位のA・チャクエタゼ(ロシア)を相手に第1セットを先取するも、7-6 (7-5), 3-6, 2-6と逆転負けを喫している。第1セットではゲームカウント1-5とリードされたものの、そこから5ゲームを連取しタイブレークでセットを先取したヤンコビッチだったが、それ以降はチャンスを生かせず早くも大会を後にすることとなった。
昨年2月以来となるトップ10選手から勝ち星を上げ「今は全ての勝利が嬉しいです。なぜなら、自身を取り戻すためにとても重要だからです。第1セットでは大きなチャンスを逃しましたが、第2、第3セットで取り合えす事が出来ました。」と語ったチャクエタゼは、現在31位まで世界ランクを落としている。
一方のヤンコビッチは「芝での最初の試合でしたから、リズムを掴むのに時間がかかりました。低いボールを返球するので、足が張って疲れがたまりました。特に第3セットでは、膝を曲げるエネルギーがありませんでした。」と芝コートへの順応の難しさを述べた。
また、第4シードのズヴォナレーワは、元世界ランク1位のA・モレスモ(フランス)に3-6, 6-1, 3-6で敗退している。
この日は、日本勢から杉山愛(日本)も初戦に臨んだが、V・ドゥシェヴィナ(ロシア)に7-6 (8-6), 5-7, 4-6で敗れ、これで2月のドバイ大会から8大会連続での初戦敗退となった。
この他の試合の結果は以下の通り。
C・ウォズニアキ(デンマーク) (6) ○-× A・クレイバノワ(ロシア), 6-3, 6-2
A・ラドワンスカ(ポーランド) (8) ○-× U・ラドワンスカ(ポーランド), 6-1, 6-1
N・リー(中国) ○-× E・バルタチャ(英国), 6-2, 7-5
E・マカロバ(ロシア) ○-× J・グロス(オーストラリア), 7-6 (9-7), 6-1
M・バルトリ(フランス) ○-× G・ドゥルコ(アルゼンチン), 6-3, 6-1
S・バンマー(オーストリア) ○-× A・ケタボング(英国), 6-3, 6-2
A・メディーナ=ガリゲス(スペイン) ○-× MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン), 6-3, 6-7 (4-7), 6-1
今大会の優勝賞金は9万8500ドル。
その他のニュース
5月14日 【1ポイント速報】ディミトロフvsフリッツ (18時05分) 5月13日 5月12日 ニューエラ「テニス」コラボ第3弾が販売開始 (17時06分) 5月11日 |
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.