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男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、賞金総額71万3000ユーロ、ハード)は、日本期待の錦織圭(日本)が主催者推薦で出場、初日となった月曜日の1回戦に臨み、第8シードのM・グラノジェルス(スペイン)を2-6, 6-4, 6-2の逆転で退け、先週のAIGジャパン・オープンに続き初戦突破を果たした。
月曜日発表の最新ランキングで自己最高の77位へ上昇した錦織は、出だしこそ移動の疲れが出たのか、第1セットをあっさり落とすが、第2セット終盤でブレークに成功しセット・オールへ持ち込むと、第3セットは勢いそのままに、第1、第3ゲームでブレークを奪い3-0とリードを広げた。続く第4ゲームではブレーク・バックを許すも、気を取り直した錦織が第5ゲームでもブレークを奪い、リズムを奪われることなくそのまま勝利を収めた。
大会の公式ホームページのトップ・ページで行われている優勝者予想の投票では、第1シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)を抑えてトップに立つほど、スウェーデンでも人気の高い錦織。その期待と声援に応えて、自身2度目の優勝を目指す。2回戦ではこの日、P・アンジャー(スペイン)を6-2, 6-1と寄せ付けず勝利を収めた、元世界ランク12位で現在396位のD・フルバティ(スロバキア)と対戦する。
その他の試合では、N・ラペンティ(エクアドル)がⅠ・ナバロ(スペイン)を3-6, 7-6 (9-7), 7-5の逆転で下して2回戦進出を決めた。2回戦では、第5シードのR・シュトラー(ドイツ)とC・グシオネ(オーストラリア)の1回戦の勝者と対戦する。
第1シードのナルバンディアンは現在ランキング7位だが、今季はトップ25位以下の選手に9回も足元を救われる不安定なシーズンとなっており、2月に1度優勝を上げて以来、タイトルから遠ざかっている。
第2シードは復活に掛ける、同31位のM・アンチッチ(クロアチア)、第3シードは2001年と2006年に今大会で準優勝を飾っている同33位のJ・ニエミネン(フィンランド)、第4シードは同35位のR・ソデルリング(スウェーデン)と続く。昨年度覇者のT・ロブレド(スペイン)はエントリーしていない。
今大会の優勝賞は11万5500ユーロ。
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