男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・マスターズ（カナダ/トロント、賞金総額２６１万５０００ドル、ハード）は大会初日の２１日、シングルス１回戦が行われ、第１０シードのＲ・ガスケ（フランス）が登場、同胞のＭ・ロドラ（フランス）を6-2, 4-6, 6-3のフルセットで振り切り、２回戦に進出した。
先々週に行われた、シュトゥットガルトの大会で決勝に進出するなど、調子を上げてきているガスケは、２００６年には今大会で決勝に進出している。その時は、決勝でＲ・フェデラー（スイス）に敗れた。
ガスケは２回戦で、Ｐ・コールシュライバー（ドイツ）と予選勝者のＡ・クドリャフツェフ（ロシア）の勝者と対戦する。
第９シードのＳ・ワウリンカ（スイス）は、Ｓ・ボレッリ（イタリア）を6-4, 7-6 (7-4)で下し、順当に２回戦に進出した。ワウリンカの２回戦の相手は、Ｍ・サフィン（ロシア）とＳ・クエリー（アメリカ）の１回戦の勝者となっている。
この日は他のシード勢も順当に勝ち進み、第１１シードのＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）はＦ・ロペス（スペイン）を6-4, 3-6, 2-1で、第１２シードのＴ・ロブレド（スペイン）はＦ・ニーマイヤー（カナダ）を7-6 (7-4), 6-1で、第１４シードのＦ・ゴンサレス（チリ）はＪ・ベネトー（フランス）を6-2, 6-1で、第１５シードのＭ・ヨージニ（ロシア）はＡ・セッピ（イタリア）を7-6 (7-1), 6-2で、それぞれ下し２回戦に進出している。
今大会は上位８シードの選手は１回戦が免除されており、第１シードはＲ・フェデラー、第２シードにはＲ・ナダル（スペイン）、そして第３シードにディフェンディング・チャンピオンのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が入っている。以下、第４シードがＮ・ダビデンコ（ロシア）、第５シードがＤ・フェレール（スペイン）、第６シードがＡ・ロディック（アメリカ）、第７シードがＪ・ブレーク（アメリカ）、そして第８シードがＡ・マレー（英国）となっており、この８人は２回戦から登場する。
この他の試合の結果は以下の通り。
Ｊ・アカスーソ（アルゼンチン） ○-× Ｅ・ガルビス（ラトビア）, 6-7 (1-7), 6-3, 7-5
Ｎ・マウー（フランス） ○-× Ｊ・ティプサレビッチ（セルビア）, 6-3, 6-7 (5-7), 6-2
Ｆ・ダンチェビッチ（カナダ） ○-× Ｍ・アンチッチ（クロアチア）, 6-3, 6-4
Ｒ・ジネプリ（アメリカ） ○-× Ｐ・Ｈ・マチュー（フランス）, 6-3, 4-6, 6-4
Ｎ・キーファー（ドイツ） ○-× Ｍ・フィッシュ（アメリカ）, 7-5, 7-6 (7-4)
今大会の優勝賞金は４２万ドル。
（2008年7月22日14時06分）
エナン、日本開催Jr大会アンバサダーに 
