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女子テニスツアーの国際女子オープン(イギリス/イーストボーン、賞金総額60万ドル、ティア2、芝)は、ウィンブルドンへの最終調整大会として月曜日に開幕し、元世界ランク1位のA・モレスモ(フランス)が第6シードのA・コルネ(フランス)との1回戦に登場。フランスの新旧対決となったその一戦は、モレスモが6-1, 4-6, 7-5でコルネを退け、先輩の意地を見せ付けた。
コルネは、昨年のウィンブルドンでは、2回戦で日本のエースである杉山愛(日本)にフルセットで敗れていたが、今シーズンは3月のアカプルコ(ティア3)での準優勝から調子を上げ、5月のローマ(ティア1)では予選から決勝進出を果たし、惜しくも準優勝に終わったが、ランキングでトップ20入りを果たしていた。
一方、2006年のウィンブルドン覇者で、昨年の今大会の準優勝者であるモレスモは、今季はベスト8の壁を破れず、ランキングを下げており、上位進出して波に乗りたいところ。2回戦ではK・オブライエン(英国)を6-4, 6-3で下したS・ストザー(オーストラリア)と対戦する。
第5シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)もA・レザイ(フランス)との1回戦に登場したが、レザイが第1セットを6-2で奪ったところで、アザレンカが左膝の怪我を理由に棄権を申し入れ、レザイは労せず2回戦進出を決めた。レザイは、主催者推薦のM・サウス(英国)と予選を勝ち上がったA・クレイバノワ(ロシア)の勝者と2回戦を行う。
第8シードのN・ペトロワ(ロシア)はS・ペア(イスラエル)を6-2, 6-2のストレートで危なげなく初戦を突破した。準々決勝進出をかけて、N・リー(中国)と顔を合わせる。リーはC・デラクア(オーストラリア)を6-2, 6-4で下しての勝ち上がり。
残りの1回戦では、G・ドゥルコ(アルゼンチン)がT・ガルビン(イタリア)を3-6, 6-4, 6-2の逆転で破り、2回戦へ進んだ。2回戦では第7シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)とO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。
今大会のトップ・シードはS・クズネツォワ(ロシア)で、先に行われた全仏オープンではベスト4入りを果たしている。今季これまで3度の準優勝を上げてはいるが、未だタイトル獲得には至っていない。2004年の今大会のデビュー戦では、見事優勝を果たし、その後は2年連続でのベスト4入りと、相性の良い大会だけに、優勝してウィンブルドンへ臨みたい。
第2シードはM・バルトリ(フランス)で、昨年は芝のシーズンでブレークし、今大会でベスト4、ウィンブルドンでは準優勝に輝く活躍をした。第3シードはV・ズヴォナレーワ(ロシア)、第4シードがA・ラドワンスカ(ポーランド)と続く。上位4シード選手は1回戦が免除され、2回戦からの登場。
今大会の優勝賞金は9万5500ドル。
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