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国別対抗戦のARAG・ATP世界チーム選手権(ドイツ、デュッセルドルフ、クレー)は21日、ラウンドロビン4日目の試合を行い、レッドグループのアメリカとスウェーデンが2連勝を決め、ブルーグループでは参加4カ国が1勝1敗で並ぶ結果となっている。
15年ぶり5回目の優勝を狙うアメリカは、世界ランク6位のA・ロディック(アメリカ)と世界ランク1位ペアのB・ブライアン(アメリカ)&M・ブライアン(アメリカ)を欠いて出場しているが、J・ブレーク(アメリカ)や脇役の活躍によって前回覇者のアルゼンチンを2勝1敗で下した。
この日のダブルスでは、W・オディスニク(アメリカ)/B・レイノルズ(アメリカ)組が、6-3, 6-7 (5-7), [10-7]でL・アルノルド・カー(アルゼンチン)/S・プリエト(アルゼンチン)組を破った。
また、スウェーデンはチェコに3勝0敗で完勝。既に勝利を決めて臨んだこの日のダブルスでは、R・リンドステッド/R・ソデルリング(スウェーデン)組が、M・タバラ(チェコ共和国)/P・ビズネル(チェコ共和国)組に6-4, 7-5で勝利した。
この結果、アメリカとスウェーデンは木曜日と金曜日に行われるラウンドロビン3戦目で、決勝進出をかけた直接対決に臨むことになった。
ブルーグループでは、イタリアがドイツに、スペインがロシアに、それぞれ2勝1敗で勝利した。ドイツは前日の試合で1勝してリードしていたが、挽回を許す結果となった。
イタリア対ドイツ戦では、S・ボレッリ(イタリア)がN・キーファー(ドイツ)に7-6 (7-4), 7-6 (7-0)で競り勝つと、その勢いでダブルスもボレッリ/P・スタラーチェ(イタリア)組がC・キャス(ドイツ)/P・ペッツシュナー(ドイツ)組を2-6, 6-3, [10-4]で破った。
スペイン対ロシア戦では、スペインが前日にD・フェレール(スペイン)の勝利でリードしており、この日はF・ロペス(スペイン)がI・アンドレエフ(ロシア)を6-4, 6-4で退けて勝利を確定。最後のダブルスでは、D・ツルスノフ(ロシア)/M・ヨージニ(ロシア)組が、ロペス/M・グラノジェルス(スペイン)組を6-3, 6-4で下している。
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