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(中国、北京)
チャイナ・オープン(賞金総額50万ドル)は木曜日にシングルス2回戦残り4試合が行われ、8強が揃ったが、トップシードのN・ダビデンコ(ロシア)はM・チリッチ(クロアチア)に3-6, 4-6で敗れ、連日続く波乱で大きく空いたドローを活かすことなく大会を後にすることになった。
世界ランク4位のダビデンコは、先に行われたUSオープンでは優勝したR・フェデラー(スイス)に敗れるも、準決勝まで勝ち上がっていた。ダビデンコは今回の敗因は自分にあるとし、「今日はミスが多くて、あまり良いテニスができなかった。相手が特別に良かったわけではない。特別な選手と言うわけでもない。」と、チリッチへの評価はいまいちだった。
一方、これがトップ10選手から初めての勝利となるチリッチは、「最初は緊張していたけど、出だしから良いプレーができた。サーブの調子が良くて、大事なポイントで効果的に打つことができた。」と、自らを分析していた。世界ランク117位のチリッチは、これが今季6度目のベスト8進出だが、未だタイトル獲得には至っていない。
金曜日に行われる準々決勝でチリッチは、主催者推薦で出場のN・キーファー(ドイツ)と顔を合わせる。キーファーは第7シードのJW・ツォンガ(フランス)を6-3, 6-4で下しての勝ち上がり。
第3シードのT・ロブレド(スペイン)はR・デフェスト(南アフリカ)を6-2, 6-3で退け、波乱に巻き込まれることはなかった。USオープンでは3回戦敗退と上位進出をのがしたロブレドだったが、4強入りをかけてI・クニツィン(ロシア)と対戦する。クニツィンはK・キム(アメリカ)を7-6(7-4), 6-4で下しての勝ち上がり。
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