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(イギリス、ノッティンガム)
ノッティンガム・オープン(レッドレターデイ・オープン)は木曜日に準々決勝が行われ、前日第2シードのD・フルバティ(スロバキア)を下したA・セッピ(イタリア)はこの日もその勢いのまま、イギリス期待の若手A・マレー(イングランド)を7-6(7-4), 4-6, 6-1で下し4強入りを決めた。
ベスト8に残った選手の中で最も高いランキングの45位にいるマレーは、ここまでもD・ツルスノフ(ロシア)とM・ミルニ(ベラルーシ)を下していたこともあり、この日の試合も大方の見方では、マレーの勝利が予想されていた。しかし、クレーやハードコートを得意とするベースライン・プレーヤーとして知られるランキング72位のセッピの前に、マレーは地元での勝利をものにすることはできなかった。
セッピは第3セットでは5ゲームを一気に奪って試合を手中に収めた。準決勝では1998年と2002年に今大会で優勝経験のあるJ・ビョークマン(スウェーデン)と顔を合わせる。ビョークマンはこの日F・ロペス(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで下した。
昨年度覇者のR・ガスケ(フランス)もG・シモン(フランス)に6-3, 6-1と快勝でベスト4入りを決めた。ガスケの4強入りは、昨年今大会以来初となる。次は、J・ティプサレビッチ(セルビア・モンテネグロ)を7-6(7-4), 6-4で破ったR・ソデルリング(スウェーデン)と決勝進出をかけて戦う。
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