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(イギリス、バーミンガム)
クレーコートから芝へとツアーが移り、その開幕戦となるDFSクラシック(賞金総額20万ドル、ティア3)が月曜日から始まった。
初日に登場したシード選手では、第9シードのS・アービッドソン(スウェーデン)が予選勝者のM・シンク(ハンガリー)を7-6(7-5), 4-6, 6-3で退けて2回戦進出を決めた。今年の2月にメンフィスでツアー初優勝を上げていたアービッドソンは、ここ3年間は予選からこの大会に挑戦してきたが、今年は本戦にストレート入りし、しかもシードまで付いた。また初戦を勝利で飾ったことで、4月以降続くスランプにも休止符を打った。
アービッドソンの2回戦の対戦相手は、日本期待の若手、森田 あゆみである。森田はこの日、主催者推薦で出場の地元イギリスのK・オブライエン(英国)を6-4, 2-6, 6-1のフルセットで下した。先の全仏オープン・ジュニアでは第6シードながら1回戦で姿を消してしまった森田は、これがWTAレベルでの嬉しい初勝利となった。
その他のシード勢では、第10シードのK・クーカロバがJ・ジャクソン(アメリカ)と1回戦を行ったが、残念ながら4-6, 1-6のストレートで敗れ、全仏オープンに続く1回戦敗退となってしまった。これでクーカロバは、最近の試合では4連敗と波に乗れずにいる。
ジャクソンに加え、予選上がりのM・トゥ(アメリカ)とA・ローレ(アメリカ)のアメリカ勢も1回戦を突破しており、芝にきてアメリカ勢が調子を上げてきている。トゥはK・ブランディ(プエルトリコ)を6-3, 7-6(8-6)で振り切り、今季6試合目にして2勝目を上げることに成功した。トゥの次の相手は第3シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)。ローレはS・フォレッツ(フランス)を6-2, 7-6(7-3)で下し、2回戦ではトップシードのM・シャラポワ(ロシア)の胸を借りる。今大会2連覇中のシャラポワを含め、上位8シード選手は1回戦が免除されており、2回戦からの登場となっている。
第11シードのC・カスターノ(コロンビア)もM・スーハ(スロバキア)を相手に3-6, 1-6と完敗を喫し、この日で姿を消した。。アメリカ勢で唯一敗退したのはL・グランビル(アメリカ)で、ヤン・ツー(中国)に4-6, 4-6のストレートで敗れた。
その他の試合では、E・ヴェスニナ(ロシア)がV・ラッツァーノ(フランス)を6-3, 3-6, 6-0で、主催者推薦同士の対決となったS・ボーウェルとM・サウス(英国)は7-6(7-3), 3-6, 6-3でボーウェルに軍配が上がった。中村 藍子も1回戦に登場したが、E・ガリアルディ(スイス)に3-6, 3-6で敗れている。
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