テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、予選勝者で世界ランク151位の望月慎太郎が第23シードのR・ホダル(スペイン)を1-6, 7-6 (7-5), 6-4, 6-4の逆転で破り、四大大会で初のベスト16進出を果たした。また、同大会ではオープン化以降で日本勢3人目となる16強入りとなった。試合後の会見に登場した望月は、次戦で対戦する同1位のJ・シナー(イタリア)について言及した。
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23歳の望月が同大会の本戦に出場するのは2年連続3度目。最高成績は昨年の2回戦進出となっていた。
今大会は予選3試合を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦で予選勝者で世界ランク329位のM・ベイシング(イギリス)、2回戦で同47位のE・クイン(アメリカ)を下し、四大大会で初の3回戦進出を果たした。
19歳で世界ランク26位のホダルとの顔合わせとなった3回戦、望月は2度のブレークを奪われ第1セットを落とすも、第2セットをタイブレークの末に獲得し、1セットオールに追いつく。
第3セットと第4セットでは、望月が相手のブレークを各セット1度ずつに抑え、リターンゲームではそれぞれのセットで2度ずつブレークに成功し、四大大会で初の16強入りを決めた。
なお、ウィンブルドンにおいて同種目で日本勢が16強入りするのはオープン化以降で松岡 修造、錦織圭に続き、3人目の快挙となった。
勝利した望月は4回戦で第1シードで前年王者のシナーと対戦する。シナーは3回戦で世界ランク81位のJ・ブルックスビー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
試合後の会見で望月はシナーとの一戦について語った。
「ウィンブルドンでヤニック(シナー)と対戦するというのは不思議な感覚です。特に今年はなおさらです。ここに来る前はあまり勝てていませんでしたし、なぜ今ここで勝ち進めているのか自分でもよく分からないくらいです」
「ワクワクしていますが、同時にベスト16という舞台に自分がいることに少し不思議な感じもしています。とにかくこの状況を楽しみたいです」
「個人的には彼(シナー)のことはあまりよく知りません。僕にとっては『有名人』という感じです。なので、対戦するのが不思議な感じがします」
「彼はきっとすごく速いテンポでプレーして、僕を圧倒しようとしてくると思います。ただラリーをしてボールを打ち合うだけでは絶対に勝てないと思うので、何とかして彼のペースを乱したいと思っています」
「低い弾道のボールを打ったり、ネットに出たりしようと思います。彼はそういうタイプの選手との対戦にはあまり慣れていないんじゃないかと思います。面白い展開になるか、叩きのめされるか、どちらかでしょうね(笑)」
望月とシナーの大一番は5日に組まれる予定。
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