シナー 大転倒を回顧「危険だった」

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シナー
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が世界ランク50位のM・キツマノビッチ(セルビア)を4-6, 6-3, 6-7 (6-8), 6-2, 6-3の激闘の末に逆転で破り、5年連続5度目の初戦突破を果たした。第3セット中盤には足を滑らせて激しく転倒するアクシデントに見舞われたシナーは、試合後に「あの転倒は危険だった」と振り返った。

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24歳で世界ランク1位のシナーが同大会の本戦に出場するのは6年連続6度目。昨年はC・アルカラス(スペイン)を逆転で下し、初優勝を飾った。



過去4戦全勝と好相性のキツマノビッチとの一戦は、フルセットにもつれ込む大接戦に。シナーは試合中盤、逆を突かれた際に激しく転倒するアクシデントにも見舞われ、2セットを失って後がなくなる。それでも、持ち前の安定したベースラインでのプレーで流れを引き寄せ、最後の2セットを連取して逆転勝ちを収めた。

試合後の会見でシナーは「芝での公式戦は約1年ぶりだったし、初戦は決して簡単ではなかった。本当にタフな試合だったけど、こういう試合は必要だったと思う」と振り返った。

また、第3セットで転倒した場面については、「あの転倒は危険だった。ケガをする可能性もあるけど、芝ではごく普通のこと。特に大会序盤は芝が新しいので、より滑りやすい」と説明。「今日は運が良かった。本当に一瞬で大きなケガにつながることもある」と胸をなで下ろした。

そのうえで、「大会前には、こうしたことが起こる可能性を考えて予防トレーニングをたくさんしてきた。大事なのは、そのことを引きずらず、これまで通り自然に動き続けること。怖がってしまうと動きが遅くなるし、このサーフェスではそれでは戦えない。何も起こらなくて本当に良かった」と語った。

さらに、ディフェンディングチャンピオンとしてセンターコートのオープニングマッチに臨んだ心境については、次のように明かした。

「今日はかなり緊張していた。でも、センターコートの開幕戦を任されるのは大きな名誉だし、人生で一度はこういう特別な気持ちを味わえたことが本当に幸せ。緊張したけど、勝つ方法を見つけられて本当に嬉しい」

勝利したシナーは2回戦で世界ランク48位のN・ボルジェス(ポルトガル)と対戦する。ボルジェスとは1回戦で予選勝者で同191位のT・ボイヤー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。


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(2026年6月30日3時04分)
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