テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間30日(現地29日)、女子シングルス1回戦が行われ、第14シードの大坂なおみが世界ランク80位のE・ジャクモ(フランス)を6-1, 7-5のストレートで下し、3年連続5度目の初戦突破を果たした。この試合に白色の着物をモチーフとした衣装で登場し会場を沸かせた大坂は、試合後のオンコートインタビューでこの衣装について説明した。
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28歳の大坂が同大会に出場するのは3年連続6度目。過去3度の3回戦進出が最高成績となっている。
今大会は1回戦で23歳のジャクモと顔を合わせた。
かねてよりファッションに力を入れ、これまで四大大会を中心に個性的なウエアを披露してきた大坂だが、ウィンブルドンはドレスコードとしてウエアが白色でなければいけないと規定されている。それでも大坂はこの日、白色の着物をモチーフとした衣装で登場し、会場を沸かせた。
そして迎えた1回戦、大坂なおみはファーストサービス時に76パーセントの確率でポイントを獲得。相手に10度のブレークポイントは与えたものの、ブレークは1度しか許さず、リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間19分で2回戦進出を決めた。
試合後のオンコートインタビューで大坂は1回戦を振り返った。
「本当に粘り強く戦う必要がありました。彼女(ジャクモ)のプレーも素晴らしかったですし、1回戦ということもあって、互いに全力を出し切ろうとしていたと思います。何とか勝ち切ることができて本当に嬉しいです」
続けて大坂は入場時の白色の着物をモチーフとした衣装について言及。日本のルーツや人気映画『キル・ビル』からインスピレーションを受けたと語った。
「私にとって日本のルーツはとても大切なものです。ウィンブルドンといえば白一色が伝統ですが、着物姿で登場したらすごく素敵なんじゃないかと思ったんです」
「私は色々なものからインスピレーションを受けています。大好きな映画の一つに『キル・ビル』があるんですが、ルーシー・リューが演じたオーレン・イシイというキャラクターが大好きなんです。彼女はとても印象的な白い着物姿で登場します」
「私はよく『ビデオゲームのキャラクターのようになりたい』と言っていますが、コートでプレーしている時は自分自身ではなく、彼女のようなキャラクターを少し体現してみようとしています」
さらに大坂は、奇抜なファッションを披露することで、以前よりも社交的になったと明かした。
「(奇抜なファッションのせいで)私がシャイだと言っても、みんな信じてくれません。でも私にとっては、ある種のエクスポージャー療法(暴露療法)のようなものです」
「とにかくやってみるという感じです。そうしたら、何だか今年に入ってから以前より社交的になった気がします。みんなに『ハイ』『ハロー』と声をかけるようになりました。殻を破ることは私にとって良いことなんだと思います」
勝利した大坂は2回戦で世界ランク97位のE・アランゴ(コロンビア)と予選勝者で同225位のA・ガサノバの勝者と対戦する。
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