テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間30日(現地29日)、男子シングルス3回戦が行われ、第28シードのJ・フォンセカ(ブラジル)が第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を4-6, 4-6, 6-3, 7-5, 7-5の死闘の末に大逆転で破り、四大大会で初のベスト16進出を果たした。試合後の会見でフォンセカはジョコビッチについて「彼はまるで20歳のように感じる」と語った。
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19歳で世界ランク30位のフォンセカが同大会に出場するのは2年連続2度目。昨年は初出場ながら3回戦に進出した。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク241位のL・パブロビッチ(フランス)、2回戦で同72位のD・プリシュミッチ(クロアチア)を下し、2年連続で3回戦に駒を進めた。
39歳で世界ランク4位のジョコビッチとの顔合わせとなった3回戦、フォンセカはジョコビッチの多彩なショットに強打を封じられ、第1セットで2度、第2セットで1度ブレークを許し、セットカウント0-2と後がなくなる。
それでも第3セットでフォンセカは序盤でブレークに成功し1セットを返すと、第4セットでは2度のブレークを果たし、2セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、フォンセカは第4ゲームで先にブレークされたものの、果敢に攻め続け第5ゲームですぐにブレークバックに成功する。その後フォンセカは第11ゲームで2度目のブレークを奪い、4時間53分の死闘を制して四大大会で初のベスト16進出を決めた。
試合後の会見でフォンセカは3回戦を振り返った。
「本当に素晴らしい試合だった。彼(ジョコビッチ)と同じコートに立てたこと自体、信じられない経験だった」
「彼は『この調子で頑張って』と言ってくれた。本当に彼と同じコートに立てて嬉しかった」
「(2セットダウンからの逆転は)正直、自分でも信じられなかった。暑い中で彼と対戦するのは大変だ。彼は僕を圧倒していた」
「僕が強く打っても、ボールがもっと強く返ってくる。高く打とうとすると、彼はドロップショットを打ってアグレッシブに攻めてくる」
「とにかく、僕は諦めずに1ポイントずつ集中してプレーした。あと3セット取らなければいけないとは考えずに、ただ『頑張ろう、頑張ろう』と自分に言い聞かせていた。彼が少し疲れていることに気づいて、少し希望が湧いた。とにかく粘り強く戦った」
「第4セットを取った時はもう疲れ果てていた。第5セットはまさに気力勝負だった。何も考えられなかった。ただ前に進むことだけを考えていた」
「ジョコビッチはリズムの取り方が本当に上手いと思う。彼と対戦するのは難しい。彼は思い通りの場所にボールを打っているように感じる。時にはボールが遅く、そして深く入ってくるから、フットワークを崩さず力強くプレーする必要がある」
「彼は決して諦めない。39歳か40歳だけど、彼はまるで20歳のように感じる。信じられないことだよ」
勝利したフォンセカは4回戦で第15シードのC・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは3回戦で第24シードのT・ポール(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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