女子テニス協会のWTAは9日に公式サイトを更新し、今季活躍した“ママ選手”たちを特集。その中で、世界ランク16位の大坂なおみを取り上げた。
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28歳の大坂は2023年7月に娘を出産し、2024年からツアーに復帰。2024年シーズンは世界ランクなしの状態から世界ランク57位まで順位を上げると、今季はツアー下部大会で1度の優勝、ツアー大会で2度の準優勝、四大大会では全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4に進出するなど活躍。世界ランク16位で今季を終えた。
全米オープンの準々決勝後に大坂は、「ツアーの“ママ選手”たちにとても刺激を受けている。ほかのママたちが復帰してすぐに結果を出していたので、自分は遅れているんじゃないかと感じた時期もあったけれど、今は肩の荷が下りた気持ち」と心境を語っている。
WTAは同特集の中で、大坂以外の“ママ選手”の躍進にも触れている。
28歳のB・ベンチッチ(スイス)は昨年4月に出産し、10月に復帰。今年2月のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)では出産から約10ヵ月でツアー大会制覇を成し遂げた。さらに、10月の東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025(日本/東京、ハード、WTA500)で10度目のツアータイトルを獲得。世界ランクではシーズン開幕時の487位から11位まで急上昇させ今季を終えた。
また、38歳で2児の母でもあるT・マリア(ドイツ)は6月のHSBC チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、WTA500)で予選から勝ち上がり、ツアー大会で4度目の優勝を果たすとともに、WTA500の大会では史上最年長でのタイトル獲得者となった。
さらに、29歳のT・タウンゼント(アメリカ)は今季、ダブルスで全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)優勝を含む4度のツアータイトルを獲得し、7月には自身初のダブルス世界1位に到達。シングルスでも全米オープンで4回戦に進むなど存在感を示した。
WTAは「コート上の成績以上に、その姿勢が世界中の女性たちに力を与えている」とコメントしている。
・錦織・大坂ら ナショナルメンバーに
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