坂本怜 全米OPで衝撃の大逆転勝ち

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坂本怜(マイアミOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間20日(現地19日)、男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク200位の坂本怜がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同328位のT・ジンク(アメリカ)を4-6, 7-5, 7-6 (10-8)の逆転で破り予選2回戦進出を果たすとともに、四大大会予選で初白星を挙げた。この試合、坂本は第2セットで1-5と追い込まれたところからマッチポイントを6本凌ぎ勝利した。

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3試合に勝利すると24日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。

19歳の坂本は同大会初出場となった。

24歳のジンクとの顔合わせとなった予選1回戦の第1セット、第6ゲームでブレークポイントを逃した坂本は、直後の第7ゲームでブレークを許し、そのまま先行される。

続く第2セット、坂本は先に2度のブレークを許しゲームカウント1-5とされ後がなくなるが、ここから驚異の追い上げをみせる。

坂本は第8ゲームで相手が40-0としたところから4本のマッチポイント凌ぎ1つブレークを返すと、第10ゲームでも2本のマッチポイントをセーブしブレークバック。

6本のマッチポイントを凌いで2ブレークの差を追いついた坂本は、第12ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを握ると、最後はラリー戦から相手のボレーミスを引き出し3度目のブレークに成功。1-5から怒涛の6ゲーム連取で1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、坂本は第7ゲームでブレークポイントを握られるも渾身のフォアハンドウィナーでこれを凌ぎキープ。最後はそのまま突入した10ポイントマッチのタイブレークをものにし、劇的な大逆転勝ちで四大大会予選初白星を手にした。

勝利した坂本は予選2回戦で、予選第29シードのI・ブセ(ペルー)と対戦する。ブセは予選1回戦で世界ランク158位のL・ノイマイヤー(オーストリア)を下しての勝ち上がり。

なお、同日に行われた予選1回戦では予選第12シードの望月慎太郎と世界ランク209位の清水悠太が勝利した一方で、同196位の野口莉央と同201位の島袋将と同227位の内山靖崇は敗退した。

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(2025年8月20日10時33分)
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