女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は日本時間18日(現地17日)、シングルス準決勝が行われ、第7シードのJ・パオリーニ(イタリア)が世界ランク36位のV・クデルメトバを6-3, 6-7 (2-7), 6-3のフルセットの激闘の末に破り、初の決勝進出を果たした。試合後、パオリーニは「かなり緊張してしまった」と語った。
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29歳で世界ランク9位のパオリーニが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は2023年のベスト8となっていた。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク65位のM・サッカリ(ギリシャ)、3回戦で第26シードのA・クルーガー(アメリカ)、4回戦で同80位のB・クレチコバ(チェコ)、準々決勝で第2シードのC・ガウフ(アメリカ)を下し準決勝に駒を進めた。
28歳のクデルメトバとの顔合わせとなった準決勝、第8ゲームでブレークを果たしたパオリーニが第1セットを先行する。しかし、第2セットでパオリーニは先にブレークに成功するも、サービング・フォー・ザ・マッチでブレークバックを許し、その後のタイブレークをものできずにセットカウントは1-1となる。
そして迎えたファイナルセット、再び流れを取り戻したパオリーニは第6ゲームでブレークを奪うと、最後までリードを守りきり勝利を収めた。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはパオリーニのコメントが掲載されている。
「途中まではすべて順調だった。集中できていたし少しリラックスもしていたのに、かなり緊張してしまった。タイブレークを落とした後、自分に『過去を考えず、1歩引いて前に進もう。今に集中しよう』って言い聞かせたの。『忘れること、戦うこと、そして“今”にいること』が鍵だった」
パオリーニは決勝で世界ランク3位で第3シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準決勝で第9シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を下しての勝ち上がり。
なお、現在シフィオンテクに4連敗を喫しているパオリーニは、「彼女(シフィオンテク)との対戦は本当に厳しい。素晴らしい選手で、戦うのはいつも大変。ディフェンスがとても良いし、サーブも強い。だからタフな試合になると思うけど、決勝ではベストを尽くしたい。ここの環境は自分に合っているので、いい試合になると願ってる」とコメントしている。
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