ナダル以来今世紀2人目、左利きがTOP5

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(左から)ナダルとドレイパー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は1日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのJ・ドレイパー(イギリス)が世界ランク44位のM・アルナルディ(イタリア)を6-0, 6-4のストレートで下し初のベスト4進出を果たした。この結果、ドレイパーは次週更新されるATP世界ランキングで左利きの選手として今世紀2人目のトップ5入りを果たすこととなった。

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23歳で世界ランク6位のドレイパーは今季、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で「ATPマスターズ1000」初制覇を達成し、自身初のトップ10入りを果たした。

そのドレイパーは今大会、初戦の2回戦で世界ランク34位のT・フリークスポール(オランダ)、3回戦で第30シードのM・ベレッティーニ(イタリア)、4回戦では第11シードのT・ポール(アメリカ)を下し8強入りを決めた。

そしてこの日の準々決勝では2回戦で第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を破るなどして勝ち上がってきたアルナルディに対し、1時間17分でストレート勝ちを収め、準決勝に駒を進めた。

この結果、ドレイパーは次週更新されるATP世界ランキングで初のトップ5入りを果たすこととなった。これは1973年に現在のランキング制度が導入されて以降、イギリス人選手としては元世界ランク4位のG・ルゼッドスキ(イギリス)、同4位のT・ヘンマン(イギリス)、同1位のA・マレー(イギリス)に続き史上4人目となる。

また、左利きの選手がトップ5入りするのは元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)に続き、今世紀2人目の快挙となる。

勝利したドレイパーは準決勝で第10シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク78位のG・ディアロ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。


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(2025年5月2日17時04分)
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