男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は5月1日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのJ・ドレイパー(イギリス)が世界ランク44位のM・アルナルディ(イタリア)を6-0, 6-4のストレートで下し初のベスト4進出を果たした。この勝利でドレイパーは自身初、イギリス人選手では史上4人目となる世界ランキングトップ5入りを決めた。
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23歳で世界ランク6位のドレイパーは今季、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で「ATPマスターズ1000」初制覇を達成し、自身初のトップ10入りを果たした。
そのドレイパーがムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは2年連続3度目。今大会は初戦の2回戦で世界ランク34位のT・フリークスポール(オランダ)、3回戦で第30シードのM・ベレッティーニ(イタリア)、そして4回戦では第11シードのT・ポール(アメリカ)に6-2, 6-2のストレートで快勝しての勝ち上がり。
一方、24歳のアルナルディは第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)をストレートで破るなどして自身初の16強入りを果たすと、4回戦で第16シードのF・ティアフォー(アメリカ)を6-3, 7-5のストレートで下して準々決勝へ駒を進めた。
両者初の顔合わせとなった準々決勝の第1セット、ドレイパーはサービス時に75パーセントの確率でポイントを獲得。また、アルナルディの11本に対しアンフォーストエラーの数をわずか4本に抑えたドレイパーは、すべてのリターンゲームでブレークに成功。一気に6ゲームを連取して先行する。
続く第2セット、第5ゲームでブレークを奪ったドレイパーはサービスゲームでは1度もブレークポイントを与えず安定してキープを重ね、リードを守りきり1時間17分で勝利を収めた。
この結果、ドレイパーは次週更新される世界ランキングで初のトップ5入りを果たすこととなった。1973年に現在のランキング制度が導入されて以降、イギリス人選手としては史上4人目の快挙となる。
なお、勝利したドレイパーは準決勝で第10シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク78位のG・ディアロ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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