女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は4月30日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第5シードのM・キーズ(アメリカ)を0-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、3年連続3度目のベスト4進出を果たした。
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23歳で世界ランク2位のシフィオンテクが同大会に出場するのは3年連続4度目。2023年は準優勝、昨年は優勝を飾っている。
シフィオンテクは今大会、初戦の2回戦で世界ランク72位のA・イーラ(フィリピン)、3回戦で第31シードのL・ノスコバ(チェコ)、4回戦で第13シードのD・シュナイデルを下し準々決勝に駒を進めた。
準々決勝の第1セット、シフィオンテクは3度のサービスゲームをすべてブレークされ0-6で落としてしまう。シフィオンテクが0-6でセットを失うのは2021年6月のバイキング・イーストボーン国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)2回戦でD・カサトキナ(オーストラリア)に6-4, 0-6, 1-6で敗れて以来、約4年ぶりとなった。
それでも第2セットに入ると、リズムを取り戻したシフィオンテクが第4ゲームで先にブレークし、第6ゲームでもブレークに成功する。第7ゲームでシフィオンテクは1度ブレークを許したが、そのまま第2セットを奪い返す。
ファイナルセットでは第5ゲーム・第7ゲームと2度のブレークに成功したシフィオンテクが1時間46分の逆転で勝利し、準決勝進出を果たした。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載している。
「正直言って、今までプレーした中で最も奇妙な試合の1つだった。(第1セットは)それほど悪くなかった。ボールの感触は良かったけれど、とにかく飛距離が長すぎた」
「少し短めに打とうとしたけれど、マディ(キーズ)のミスもあって、最終的に流れが変わった。それができて嬉しい」
勝利したシフィオンテクは準決勝で、第4シードのC・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは準々決勝で第7シードのM・アンドレーワをストレートで下しての勝ち上がり。
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