女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は5月1日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)は第4シードのC・ガウフ(アメリカ)に1-6, 1-6のストレートで完敗し、準決勝敗退となった。試合後の会見でシフィオンテクは「すべてが崩れていた」と語った。
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23歳で世界ランク2位のシフィオンテクが同大会に出場するのは3年連続4度目。2023年は準優勝、昨年は優勝を飾っている。
シフィオンテクは今大会、初戦の2回戦で世界ランク72位のA・イーラ(フィリピン)、3回戦で第31シードのL・ノスコバ(チェコ)、4回戦で第13シードのD・シュナイデル、そして準々決勝では第5シードのM・キーズ(アメリカ)を0-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、ベスト4進出を果たした。
一方、21歳で世界ランク4位のガウフは準々決勝で第7シードのM・アンドレーワを7-5, 6-1ストレートで下しての勝ち上がり。
両者はこれまでに14度対戦しており、シフィオンテクから11勝3敗となっていた。
この試合、シフィオンテクはサービス時のポイント獲得率がわずか40パーセントに留まり、ウィナー7本に対して21本のアンフォーストエラーを記録。シフィオンテクは第1セットの第1ゲームをキープした後、5度のブレークを許して一気に11ゲームを連取され、1度もブレークポイントを握れないまま1時間4分で力尽きた。
完敗となったシフィオンテクは試合中、苛立ちをあらわにして暴言を吐き警告を受けるシーンや、チェンジコートの際、タオルで顔を覆う場面もあった。
試合後の会見に登場したシフィオンテクは「すべてが崩れていた」と語った。
「正直、振り返ることは特にない。最初から最後まで同じような展開だった。自分のレベルを上げられなかった。ココ(ガウフ)はいいプレーをしたけど、自分はあまり動けていなかったし、重たいショットに対して準備できていなかった。それでは当然、いい結果は出ない」
「今日は頭で無理に頑張ろうとしていた部分があったと思う。テニスの内容も足の位置も、すべてが崩れていて、ショット前に正しい場所に立てていなかった。もっと動けていれば、巻き返すチャンスもあったと思う」
勝利したガウフは決勝で第1シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは準決勝で第17シードのE・スビトリナ(ウクライナ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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