女子テニスのサン・マロ・オープン35（フランス/サン・マロ、レッドクレー、WTA125）は１日、シングルス２回戦が行われ、第２シードの大坂なおみが世界ランク１１６位のＤ・パリー（フランス）を2-6, 6-3, 6-4の逆転で下しベスト８進出を果たした。
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２７歳で世界ランク５５位の大坂は今大会にワイルドカード（主催者推薦）で出場。大坂がツアー下部大会に出場するのは２０１５年１１月以来、約９年半ぶりとなった。
今大会は１回戦で１９歳で世界ランク２２０位のＰ・マルチンコ（クロアチア）を下し２回戦に駒を進めた。
２２歳のパリーとの顔合わせとなった２回戦の第１セット、大坂はリターンゲームで１度もブレークポイントを握れず、サービスゲームでは２度のブレークを許し先行される。
それでも第２セット、大坂はファーストサービス時に６６パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを１度に抑えると、リターンゲームでは２度のブレークに成功し、１セットオールに追いつく。
ファイナルセット、大坂は第２ゲームでブレークポイントを握られると、最後はパリーにフォアハンドのウィナーを決められ先にブレークを許すが、その後２度のブレークに成功。激闘を制し８強入りを決めた。
勝利した大坂は準々決勝で、世界ランク１４３位のＥ・ジャクモ（フランス）と対戦する。ジャクモは２回戦で第６シードのＯ・ガデッキ（オーストラリア）を下しての勝ち上がり。
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