世界70位 上位選手に驚異の勝率

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コメサナ(ティリアクOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は25日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク70位のF・コメサナ(アルゼンチン)が第13シードのA・フィス(フランス)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」で初の3回戦進出を果たした。

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24歳のコメサナが同大会に出場するのは今回が初。1回戦では世界ランク48位のP・マルティネス(スペイン)を下し2回戦に駒を進めた。

20歳で世界ランク14位のフィスとの顔合わせとなった2回戦の第1セット、コメサナは両者3度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークをものにし先行する。

続く第2セット、ファーストサービス時に77パーセントの確率でポイントを獲得したコメサナは相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークに成功し、1時間45分で3回戦進出を果たした。

昨年ツアーデビューを果たしたコメサナはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で3回戦に進出するなど活躍。今季は2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で4強入りしている。

そのコメサナはフィスに対するこの日の勝利を含め、ツアーレベルで現在マッチ通算12勝14敗となっているが、世界ランキングでトップ20入りしている選手に対しては4勝1敗としており、上位選手に対して驚異的な勝率を記録している。

なお、このうちトップ10の選手に対しては2勝0敗。昨年のウィンブルドン1回戦で当時世界ランク6位のA・ルブレフ、今年のリオ・オープン準々決勝で同2位のA・ズベレフ(ドイツ)を下している。

大物食いぶりを発揮しているコメサナは3回戦で第20シードで世界ランク21位のF・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは2回戦で予選勝者で同160位のH・マヨ(フランス)を下しての勝ち上がり。


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(2025年4月26日12時09分)
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