世界1位に完勝 9度目V達成

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オスタペンコ
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女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)は21日、シングルス決勝が行われ、世界ランク24位のJ・オスタペンコ(ラトビア)が第1シードのA・サバレンカに6-4, 6-1のストレートで完勝し初優勝を飾るとともに、、シングルスでは自身9度目のツアータイトルを手にした。

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27歳のオスタペンコが同大会に出場するのは3年連続7度目。最高成績は2018年のベスト8となっていた。

今大会は世界ランク46位のD・ヤストレムスカ(ウクライナ)の途中棄権により初戦を突破すると、2回戦で第7シードのE・ナバロ(アメリカ)、準々決勝では第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)をフルセットで破り、初のベスト4に進出。そして準決勝では同22位のE・アレクサンドロワを6-4, 6-4のストレートで下して決勝へ駒を進めた。

一方、26歳で世界ランク1位のサバレンカが同大会に出場するのは5年連続5度目。2021年から2023年まで3年連続で準優勝を飾っている。昨年は準々決勝で敗退した。

今大会は上位4シードが1回戦免除のためサバレンカは2回戦からの登場となる予定だったが、2回戦では世界ランク38位のA・ポタポヴァが試合前に棄権し、試合を行わずに8強入り。そして、準々決勝で世界ランク29位のE・メルテンス(ベルギー)、準決勝では第5シードのJ・パオリーニ(イタリア)に7-5, 6-4のストレートで勝利し決勝進出を果たした。

両者は過去に3度対戦しており、サバレンカが3戦全勝。

序盤から激しいストローク戦となった決勝の第1セット、オスタペンコはファーストサービス時にサバレンカを上回る82パーセントの確率でポイントを獲得。1度ブレークを許したものの、自身は2度のブレークに成功し、3度目のセットポイントをものにし先行する。

続く第2セットでオスタペンコは第2ゲームをラブゲームでブレークされたものの、サービス時のポイント獲得率がわずか23パーセントにまで落ち込んだサバレンカから4度のブレークを奪う。迎えたマッチポイントでは鋭いフォアハンドのリターンエースを決め勝利を収めた。

また、勝利したオスタペンコはシングルスでは自身9度目となるツアー優勝を達成。クレーコートでは2017年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)での優勝以来、8年ぶりのタイトル獲得となった。


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(2025年4月21日23時42分)
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