男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500) は18日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードのH・ルーネ(デンマーク)が昨年王者で第2シードのC・ルード(ノルウェー)に6-4, 6-2のストレートで快勝し、初のベスト4進出を果たした。
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21歳で世界ランク13位のルーネが同大会に出場するのは4年ぶり2度目。初出場となった2021年は予選2試合を勝ち抜き本戦入りを果たしたが、本戦1回戦で逆転負けを喫した。
今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク234位のA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、2回戦で同35位のS・バエス(アルゼンチン)を4-6, 6-1, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
一方、26歳で世界ランク10位のルードは同大会4年連続5度目の出場。昨年は全試合ストレート勝ちで優勝を飾った。
今大会は2回戦で予選勝者で世界ランク72位のH・メジェドビッチ(セルビア)を7-5, 7-5のストレート破りベスト8進出を果たした。
両者は過去に7度対戦しており、ルードから6勝1敗となっていた。
準々決勝の第1セット、ルーネはラリー戦を制して序盤に2度のブレークを奪い一気に4-0とリードを広げる。しかし第5ゲーム、ルードのボレーが甘くなりオープンコートができていたにもかかわらず、ルーネの鋭い返球がルードの顔にぶつかりそうになる場面があった。ルーネは謝罪し、ルードも手を挙げてこれに応じた。その直後、第6ゲームでブレークを許したルーネだったが、1ブレークの差を守り切って先行。
続く第2セット、ルーネはサービス時のポイント獲得率が48パーセントに留まったルードから2度のブレークに成功。自身は1度もブレークポイントを与えることなくキープを重ね、1時間27分で勝利を収めた。
勝利したルーネは準決勝で世界ランク27位のK・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは準々決勝で同30位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
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