全豪OP 早期敗退相次ぐ“中堅世代”

ゲッティイメージズ
ルブレフ、ルード、チチパス、メドベージェフ、フルカチュ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日までに、男子シングルス3回戦が行われ、ベスト16が出揃う。今大会は10代や20代前半の選手の活躍が目立つ一方、20代中盤の“中堅世代”の早期敗退が目立つ1週目となった。

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18日に行われた男子シングルス3回戦では、20歳で世界ランク42位のA・ミケルセン(アメリカ)が第19シードで28歳のK・ハチャノフをストレートで下し四大大会初の16強入り。ミケルセンは今大会、1回戦で第11シードのS・チチパス(ギリシャ)も破っており、自身より“格上”となる2選手を撃破しての4回戦進出となった。

今大会躍進の若手選手はほかにもおり、18歳で予選勝者のJ・フォンセカ(ブラジル)は1回戦で第9シードのA・ルブレフを下して初戦突破。2回戦で敗れたものの、大きな爪痕を残した。

また、19歳で世界ランク48位のJ・メンシク(チェコ)は2回戦で第6シードのC・ルード(ノルウェー)を、同じく19歳で同121位のL・ティエン(アメリカ)は第5シードのD・メドベージェフを破る金星をあげた。

一方で、上記にあげたチチパス、ハチャノフ、そして26歳のルード、27歳のルブレフのほかにも、同じく27歳のH・フルカチュ(ポーランド)が2回戦で敗退。世界ランク上位の選手では同2位で27歳のA・ズベレフ(ドイツ)が気を吐き16強入りをしているが、中堅世代の選手が軒並み苦しむ今大会となった。

世界ランク1位で23歳のJ・シナー(イタリア)、そして同3位で21歳のC・アルカラス(スペイン)も勝ち上がっている今大会。10代から20代前半の躍進と活躍が目立つ今年の全豪オープンだが、37歳のN・ジョコビッチ(セルビア)、38歳のG・モンフィス(フランス)も健在で、誰がベスト8、ベスト4へと勝ち上がるのか予想がつかない状態だ。

全豪オープンは18日までに3回戦が終了し16強が出揃う。

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(2025年1月18日13時48分)
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