野口莉央 チャレンジャー大会初優勝

ゲッティイメージズ
野口莉央(画像は2024年シーズン)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのバンコク・オープン2(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)は11日、シングルス決勝が行われ、世界ランク303位の野口莉央が同349位のキュイ・ジエ(中国)を7-6 (11-9), 6-2のストレートで破り、チャレンジャー大会初優勝を飾った。

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野口は2022年10月のプレイフォード・チャレンジャー(オーストラリア/プレイフォード、ハード、ATPチャレンジャー)と、2024年8月の済南オープン(中国/済南、ハード、ATPチャレンジャー)で準優勝を記録しており、これがATPチャレンジャーでの最高成績となっていた。

この試合の第1セット、野口は第1ゲームでいきなり3度のブレークポイントを握られ、ブレークを許した。しかし、続く第2ゲームですぐにブレークバックに成功し、試合はイーブンに。その後、両者が1度ずつブレークを奪い合い、このセットはタイブレークに突入。タイブレークでは野口が相手のセットポイントを2度防ぐ粘りを見せると、迎えた3度目の自らのセットポイントをしっかりと決め、激戦の末に第1セットをものにした。

続く第2セット、勢いに乗った野口は第1ゲームでいきなりブレークに成功。第4ゲームでブレークバックを許すも、その後は2度のブレークを奪い返し、最終第8ゲームをラブゲームで締めた。試合時間2時間3分の激闘を制した野口は、この勝利で自身初となるチャレンジャータイトルを手にした。

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