大坂なおみ 世界35位に屈し16強逃す

女子テニスのナショナル・バンク・オープン（カナダ/トロント、ハード、WTA1000）は日本時間９日（現地８日）、シングルス２回戦が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク９５位の大坂なおみは同３５位のＥ・メルテンス（ベルギー）に3-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト１６進出とはならなかった。

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２６歳で元世界ランク１位の大坂は前週のパリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）に出場。東京オリンピック（日本/東京、ハード）に続き２大会連続２度目のオリンピック出場となったものの初戦敗退となった。

その後、北米ハードコートシーズンのために調整を行い、現地７日に行われたナショナル・バンク・オープン１回戦では第９シードのＯ・ジャバー（チュニジア）を6-3, 6-1のストレートで下し初戦を突破した。

２回戦の相手であるメルテンスとは過去６度対戦しており大坂の４勝２敗。今年は３月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000）３回戦で敗れたものの、６月のリベマ・オープン（オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250）１回戦では大坂が勝利している。

今年３度目の対戦となったこの日の第１セット、第２・第３ゲームで互いに１度ずつブレークを奪うとその後はサービスキープを続ける。しかし、大坂は第８ゲームで２度目のブレークを許し先行される。

続く第２セット、第１ゲームでいきなりブレークを許した大坂だが第６ゲームでブレークバックに成功。しかし、直後の第７ゲームでメルテンスに２度目のブレークを奪われるとその後はブレークを返すことができず、ストレートで敗れた。

勝利したメルテンスは３回戦で第６シードのＬ・サムソノヴァと対戦する。サムソノヴァは２回戦、予選勝者で世界ランク６３位の内島萌夏を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。


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