43分圧勝劇で父の記録に並ぶ コルダが8強へ

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8強入りを決めたコルダ(画像は全豪OP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は28日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク33位のS・コルダ(アメリカ)が同75位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-1,6-0のストレートで破り、完勝でベスト8進出を果たした。また、コルダの父であるP・コルダ(チェコ)は1994年の同大会で8強入りしており、30年前の親の記録に息子が並んだ。

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23歳のコルダは今季、1月のアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で4強入り。その後全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で3回戦に進出した。

最後にツアー参戦したのはABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で、そのときは1回戦でA・デ ミノー(オーストラリア)にストレートで敗れた。

今大会は1回戦で世界ランク63位のP・コトフと対戦し、6-0,6-2の圧勝で初戦を突破。2回戦に駒を進めた。

この試合、コルダは10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイント獲得。ファン・デ・ザンスフルプに1度もブレークポイントを与えることなくサービスゲームをキープし続けた。

リターンゲームではファン・デ・ザンスフルプにわずか10ポイントしかキープさせない完璧なゲームを披露。5度のブレークに成功し、43分で完勝した。コルダは2試合で3ゲームしか相手に取られず8強入りとなった。

30年前に父ペトル・コルダが記録したベスト8超えがかかる準々決勝では、第2シードのA・ルブレフと対戦する。ルブレフは2回戦で予選から出場した世界ランク86位のA・カゾー(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのD・メドベージェフや第3シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第5シードのU・アンベール(フランス)、第7シードのA・ブブリク(カザフスタン)らが8強へ駒を進めた。

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