東京の酷暑に「死ぬよりは...」

tennis365.net
東レPPOで8強入りしたカサトキナ
画像提供:tennis365.net

女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)は28日、シングルス2回戦が行われ、第6シードのD・カサトキナが世界ランク118位のD・パパミヘル(ギリシャ)を6-4, 6-4のストレートで破り、今季ツアー7度目のベスト8進出を果たした。試合後のオンコートインタビューではこの日のコンディションについて「フィールドで選手たちが死ぬより屋根を閉めた方がいい」と言及した。

>>土居 美咲vsサッカリ 1ポイント速報<<

>>土居、シフィオンテクら東レPPO組合せ<<

世界ランク13位で26歳のカサトキナは今季、1月のアデレード国際2(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)と7月のロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)で準優勝を果たすなどシーズンを通し安定した成績を残している。

東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントに出場するのは2019年以来4年ぶり3度目であり、今大会では1回戦で世界ランク33位のM・コスチュク(ウクライナ)をフルセットで下し初戦突破を決めた。

2回戦の第1セット、カサトキナは第1ゲームでブレークに成功するも直後の第2ゲームですぐさまブレークバックを許す。それでも第5ゲームで2度目のブレークを奪うと第6・第10ゲームで計5度のブレークポイントを凌ぎ先行する。

続く第2セットでは序盤で2度のブレークに成功しカサトキナはゲームカウント3-0とリード。しかし、その後、パパミへルにブレークを返されゲームカウント4-4とされる。それでも第9ゲームで4度目のブレークを奪い2時間で勝利した。

勝利したカサトキナは最高気温33度、湿度59パーセントとなったこの日のコンディションについて「このようなコンディションで屋根がある場合、閉めた方がいいと思うわ。もし、それができるのなら、選手たちがフィールドで死にそうになるよりは使った方がいい」とコメントした。

勝利したカサトキナは準々決勝で第2シードのJ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは2回戦で世界ランク65位のC・ブクサ(スペイン)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

[PR]9/28(木)本大会で引退表明している土居 美咲が世界ランキング6位 マリア・サッカリと対戦!
東レ パン パシフィック オープンテニス WOWOWで連日生放送・ライブ配信!

10/16(月)~10/22(日)「木下グループジャパンオープンテニス」連日生放送・ライブ配信!


■WOWOWオンデマンドはこちら>




■関連ニュース

・錦織 酷暑「ルールあっても無理」
・ジョコ 酷暑ルール「最高」
・酷暑の五輪 メド「問題ない」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2023年9月28日17時16分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)