ラケット破壊&握手拒否を謝罪

男子テニスで世界ランク１１２位のクォン・スンウ（韓国）は２６日にインスタグラムを更新。２５日に行われた第１９回アジア競技大会テニス部門のシングルス２回戦での行動に関して直筆の謝罪文を公開した。

＞＞【動画】クォンが激しくラケットを破壊したシーン＜＜

２５歳のクォンは今大会に第４シードとして出場。１回戦はシードのため免除のため初戦となった２回戦、ツアーレベルの試合に出場経験のない２２歳で世界ランク６３６位のＫ・サムレジ（タイ）と対戦した。

ツアーで２度のタイトルを掲げているクォンだったが第１セットを3-6で落とす。続く第２セットを取り１セットオールとしたものの、ファイナルセットを4-6で落とし初戦敗退となった。

試合終了直後、クォンはラケットを何度もコートに叩きつけ破壊。対戦相手のサムレジが握手をしようとクォンのもとに歩み寄ったものの、握手を交わすことなくコートを去った。

その後、クォンは自身のSNSで直筆の謝罪文を公開した。

「こんにちは、クォン・スンウです。アジア大会テニスシングルス２回戦、カシディット・サムレジ選手との試合終了直後に、代表選手としてやってはいけない軽率な行動をしてしまいました。代表チームの試合を応援する全ての国民の皆さんと、競技場にいた観客の皆さんに心からお詫び申し上げます。申し訳ございません」

「僕の無礼な行動で不快な思いをされたサムレジ選手にも改めて心からお詫び申し上げます。試合後に見せた行動について心から後悔し、反省しています。国を代表する選手としての重みを深く考え、責任感のある選手になれるように反省し、すべての行動に慎重を期します。最後にスポーツを愛してくださる全ての方々に心からお詫び申し上げます」

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