テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）の男子シングルスを制した世界ランク１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）が３０日、メルボルン市内で記念撮影を行った。

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３５歳のジョコビッチは２９日に行われた男子シングルス決勝で第３シードのＳ・チチパス（ギリシャ）を6-3, 7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで破り、２０２１年以来２年ぶり１０度目の優勝を果たすとともにＲ・ナダル（スペイン）に並ぶ史上最多タイとなる２２度目のグランドスラム制覇を成し遂げた。

その試合から一夜明け、ジョコビッチはビクトリア州知事の公邸にある庭園に向かい、２０２３年のチャンピオンとして、ノーマン・ブルックス・チャレンジカップと共に記念撮影を行った。

その様子を自身のインスタグラムで公開したジョコビッチは「翌朝はいつも素晴らしい気分。１０度目もこの素晴らしいトロフィーを掲げることができ、ここメルボルンだけでなく、世界中でたくさんの応援をもらったことにとても感謝している」とコメント。

「２００８年の全豪オープンで初めてグランドスラム優勝を達成したときに一緒にいた両親や兄と、素晴らしい瞬間を分かち合うことができて本当にうれしい。１５年間、素晴らしい旅を続けてきたけど、彼らがいてくれたおかげで、この勝利はさらに特別なものになった。僕のキャリアの中で幸運にもそうであったように、来年もまたオーストラリアで最高のパフォーマンスを発揮し、さらにテニスを盛り上げよう」

また、ジョコビッチは１月３０日付ATP世界ランキングで１９歳のＣ・アルカラス（スペイン）を抜き１位に浮上。２０２２年６月以来となるＮＯ.１に返り咲いた。

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