日比野菜緒 好機生かせず本戦逃す

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ASBクラシックでの日比野
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テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日、女子シングルス予選決勝が行われ、世界ランク139位の日比野菜緒は第4シードで同102位のC・ブクサ(スペイン)(スペイン)に6-7 (10-12), 2-6のストレートで敗れ、本戦入りとはならなかった。

>>綿貫vsヴァリジャス 1ポイント速報<<

3試合に勝利すると16日から開幕する本戦に出場できるこの予選。日比野は1回戦で世界ランク161位のL・キリコ(アメリカ)を、2回戦で同151位のM・ビョークルンド(スウェーデン)をそれぞれフルセットで下し、4年連続の本戦出場に王手をかけていた。

予選決勝、序盤からチャンスを多くつくり押し込んでいた日比野だったが、ブレークチャンスを決め切れずに中盤へ。第7ゲームで初めてブレークを奪い、5-4で迎えた第10ゲームではセットポイントを握るもこれを決め切れずブレークバックを許す。ここから互いにサービスをキープすることができずタイブレークに突入。日比野は6-1と5度のセットポイントがあったものの、ミスやブクサの粘りの前にあと1ポイントが取れず接戦を落とした。最終的に日比野は12度のセットポイントを決められずに逆転を許している。

第2セットでは第5・第7ゲームでブレークを許し5ゲームを連取され、1時間49分で力尽きた。

今回の予選には、日比野の他に女子では本玉真唯内藤祐希土居美咲が出場。男子では綿貫陽介内田海智野口莉央杉田祐一の計8名の日本勢が本戦入りを目指した。9日、10日に行われた予選1回戦では日比野、本玉、土居、綿貫、野口、杉田が2回戦に駒を進めた一方で内田と内藤は予選敗退に。

その後、土居が2回戦を前に棄権すると、本玉、野口、杉田は2回戦で敗退。綿貫と日比野が予選決勝へ駒を進めた。

綿貫は12日、世界ランク104位のJP・ヴァリジャス(ペルー)と対戦する。

また、16日に開幕する本戦には、男子は世界ランク33位の西岡良仁と同95位のダニエル太郎、女子は同118位の内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場することが決まっている。

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(2023年1月12日10時24分)
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