ハレプ TOP10に返り咲き

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シモナ・ハレプ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)は13日、シングルス準決勝が行われ、第15シードのS・ハレプ(ルーマニア)が第7シードのJ・ペグラ(アメリカ)を2-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、決勝へ進出した。ハレプはこの勝利により、15日発表の最新ランキングで1年ぶりにトップ10に返り咲くことが決まった。

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2016年・2018年に同大会を制覇した元世界ランク1位のハレプ。今大会では1回戦で世界ランク82位のD・ヴェキッチ(クロアチア)、2回戦で同45位のザン・シュアイ(中国)、3回戦で同21位のJ・タイシュマン(スイス)、準々決勝で第10シードのC・ガウフ(アメリカ)を下して勝ち上がった。

ハレプは初対戦となったペグラとの準決勝で、第1セットを失うも第2セットは先にブレークを奪って1セットオールにする。

迎えたファイナルセット、ブレークを奪い合う展開となるもハレプが3度のブレークに成功。2度目のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープして2時間12分で勝利し、1月のメルボルン・サマー・セット1(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA250)に次ぐ今季2勝目、キャリア24勝目にあと1歩と迫った。

また、現在世界ランク15位のハレプは決勝進出により、2021年8月2日以来1年ぶりにトップ10入りすることが確定。優勝を飾ると6位に浮上する。

ハレプは決勝で世界ランク24位のB・ハダッド=マイア(ブラジル)と対戦する。ハダッド=マイアは準決勝で第14シードのKa・プリスコバ(チェコ)を6-4, 7-6 (9-7)のストレートで下しての勝ち上がり。

両者は4度目の顔合わせで、ハレプの2勝1敗。直近では6月のロスシー・バーミンガム・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)の準決勝で対戦し、ハダッド=マイアが6-3, 2-6, 6-4のフルセットで勝利している。




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(2022年8月14日20時10分)
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