3時間の激闘制しMS初決勝

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パブロ・カレノ=ブスタ
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男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は13日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク23位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)が同39位のD・エヴァンス(イギリス)を7-5, 6-7 (1-7), 6-2のフルセットで破り、「ATPマスターズ1000」で自身初の決勝進出を果たした。

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31歳のカレノ=ブスタは今大会、1回戦で第11シードのM・ベレッティーニ(イタリア)、2回戦で世界ランク26位のH・ルーネ、3回戦で第7シードのJ・シナー(イタリア)、準々決勝で同82位のJ・ドレイパー(イギリス)を下して勝ち上がった。

この試合の第1セット、ファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得したカレノ=ブスタ。1度のブレークを許すもリターンゲームで2度のブレークに成功し先行する。

しかし、続く第2セットでは第1ゲームから3ゲーム連取を許す。第7ゲームでブレークバックに成功しタイブレークにもつれ込むも2度のミニブレークを奪われ、セットカウント1-1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、カレノ=ブスタはサービスゲームでエヴァンスにブレークチャンスを与えず。第5ゲームから4ゲームを連取して2時間58分の激闘を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにカレノ=ブスタのコメントを掲載し「観客は楽しんでいたけど僕にとってはタフな戦いだった。第2セットでは彼のサーブがとても良かったので、何もできなかった」と語った。

「メンタル的にはとてもよかったと思う。おそらく、第3セットの最初が一番大変だった。でもその後はアグレッシブにプレーし、沢山ネットに出るようにしなければいけないと思った。だから、それはよかったね」

「今週はなぜか分からないけど、信じられないようなレベルだった。大会の最初のほうは本当にいい試合をした。昨日はベストな試合ではなく、苦しんだけど勝てた。今日もそうだった。ベストなプレーができないときに試合に勝つことはとても大切なことだよ。決勝に進出できてうれしい。確かに興奮しているよ」

勝利したカレノ=ブスタは決勝で第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは準決勝で第4シードのC・ルード(ノルウェー)を5-7, 6-3, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。




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(2022年8月14日14時40分)
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