27連勝で5大会連続Vに王手

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イガ・シフィオンテク
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女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は14日、シングルス準決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位のI・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードのA・サバレンカを6-2, 6-1のストレートで破り、2年連続2度目の決勝進出を果たすとともに、ツアー連勝記録を“27”に更新した。

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今季、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で優勝。4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)では4大会連続優勝を達成したシフィオンテク。今大会の準々決勝では世界ランク90位のB・アンドレースク(カナダ)をストレートで破り勝ち上がりを決めた。

この試合の第1セット、第1ゲームでブレークに成功したシフィオンテク。第2ゲームでブレークバックを許したものの第3・第7ゲームでブレークを奪い先行する。続く第2セットでは序盤で4ゲームを連取しゲームカウント4-0とリードすると第7ゲームでもブレークを奪って、1時間19分で勝利した。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「このような大会では連日プレーするため、祝う時間はないわ。試合を終えたら、すぐに次の試合のことを考えなければいけない。かなりタフ。でも、終わった後は、本当に誇らしい気持ちになれると思うわ。自分が何をしたのか考える時間があるのは確か」と語った。

「私は常に、もっともっと良くできると自分自身に言い聞かせている。今は、限界まで行けると信じられるようになった気がするわ。それが楽しい」

勝利したシフィオンテクは決勝で第9シードのO・ジャバー(チュニジア)と対戦する。ジャバーは準決勝で世界ランク23位のD・カサトキナを6-4, 1-6, 7-5のフルセットで下しての勝ち上がり。

また、今回の勝利によってツアー連勝記録を“27”に伸ばしたシフィオンテクは、2000年以降の連勝ランキングでS・ウィリアムズ(アメリカ)に並び4位となった。

【2000年以降の連勝記録】
1.V・ウィリアムズ(アメリカ) 35連勝(2000年)
2.S・ウィリアムズ 34連勝(2013年)
3.J・エナン(ベルギー)32連勝(2008年)
4.シフィオンテク 27連勝(2022年)
4.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
5.V・アザレンカ 26連勝(2012年)
6.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
7.J・エナン 24連勝(2005年)
7.V・ウィリアムズ24連勝(2002年)
9.大坂なおみ 23連勝(2021年)




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(2022年5月15日7時31分)
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